音羽の自然と歴史その1
音羽小学校 北門横の桜(京都市立学校銘木百選の木)
毎日みなさんが登校・下校する北門の横に,一本の大きな桜の木が植えられています。説明の立て札を読みますと「樹木名 ソメイヨシノ」「樹齢 約70年」「高さ 約9m 幹まわり 100cm」「由緒 本校創立(昭和14年)の際,記念に植樹した。毎春美しい花を見せてくれる。」とあります。
この立て札が立てられたのは今から14年前の平成6年ですから,今ではもう84歳になっているというわけです。
この木は,音羽小学校ができて以来,ずっとここに立って,たくさんの子どもたちを見守ってきました。毎日毎日,登校して下校していく子どもたちを見守ってきました。
「今日も元気で学校に来てくれたかな」「楽しい学校生活を送れたかな」「あの子はあまり元気がないけれど,どうしたのかな?がんばってね」・・・・・ そんな みなさんも,学校に登校したときや帰る時などに,心の中でぜひこの木に声をかけてあげてください。「今日も元気でがんばるよ」「今日は楽しいことがあったよ」「イヤなこともあったけど,明日また元気で学校にくるよ」って。
この音羽地域には,豊かな自然と多くの歴史や多くの人々の生活があります。その中でこの音羽小学校があり,みなさんの生活があります。みなさんもこの音羽地域の中に生きる一人として,それらみんなとつながっていることを忘れないで,元気でがんばってほしいと思います。
(記事 S.A)