京都市立稲荷小学校

平成20年度 学校教育方針

京都市立稲荷小学校 校長 吉田 茂雄

T 学校教育目標                         

心豊かに自ら学びいきいき活動する子どもの育成

U めざす児童像

 ・ 目標をもち自ら進んで学習する子ども
 ・ 自分も友達も大切にし,力を合わせ共に高め合う子ども
 ・ 生命と健康を大切にする心豊かな子ども

V 教育経営方針

1.生涯学習の基盤を培うという観点に立ち,心豊かに自ら学び活動する子ども(自己教育力) の育成を目指し,綜合的な学習をはじめとする授業の工夫改善を更に進める。
 (1)協力指導体制を充実する。
 (2)個々の児童への基礎・基本の確実な定着を図る。

 (3)児童の個性・特性を伸長する子どもの側に立った授業を充実する。
 (4)幼小中大地域との連携。

2.あらゆる教育活動を通じて,生きる力の核となる「心の教育」の推進を図るとともに,人権尊重の精神と豊かな心を育む学校づくりを目指す。
 (1)教育活動へ意欲的に参加し,自己充実を図る。
 (2)ボランティア活動をはじめとする体験的学習を通じて,自主的姿勢を更に涵養し,
   思いやりの心を育てる。

 (3)育成学級との交流を通してお互いを高める取組を進める。
 (4)国際理解を深める英語活動の充実,および様々な国の文化に触れることを通して,
   心の教育を進め子どもたちの創造性や感性を豊かに育む。


3.「開かれた学校」として,地域・家庭との連携を深め,学校外活動に生かせる態度の育成を図る。
 
(1)地域の人々とのふれあい及び地域素材を積極的に取り入れた学習を推進する。
 
(2)地域行事への積極的参加を通して,地域を大切にする心情を育てる。
 (3)地域ぐるみの教育を推進する。(学校運営協議会,教育充実のための学校評価,
   子ども安全見守り隊,放課後まなび教室)

W 魅力ある開かれた学校を創る

いきいき(自信をもって),なかよく(安心して),りそう(責任ある自由)に向かい行動するいなりの子であってほしい。そのためにも,一人ひとりの児童がめあてをしっかりもち,粘り強く追求していく中で,充実感をもち,自己実現を図り,個としていきいきと輝く学校を創る。また,一人ひとりのもつ可能性をいろいろな場を利用して,表現させたり,挑戦させることにより,感動する心をもたせたいという願いで教育活動を進め,すべての子どもたちに自信と笑顔が見られ,保護者・地域の方に信頼される「オンリーワン」の魅力ある開かれた学校を創る。

1.児童が魅力を感じる学校
 
・すべての子どもが個として,いきいきと輝く姿の学校。
 
・日々意識して「学校が楽しいな」と思える学校。
 
・すべての教育活動の中で,一人一人の児童が大切にされている学校。  
 ・自分達の学校を誇りに思い,所属感を満たす学校。

2.保護者・地域が魅力を感じる学校
 ・「子どもの姿」「子どもとの対応」を媒体として,満足できる学校。
 ・安心感と信頼感の持てる学校。
 ・教育活動に魅力を感じる学校。
 ・家庭・地域との連携のもと,それぞれが有機的に機能し,共に高め合う学校。

3.教職員が魅力を感じる学校
 ・全教職員が子どもと共にいきいきと活動し,創造的で特色ある学校。
 ・学校・保護者・地域がチームを組み,教育に熱中できる学校。
 ・個々の仕事の成果が見え,「やりがい」が感じられる学校。
 ・稲荷のまちをホームグランドとし,相互に高め合え,支え合える学校。
 ・個々の特性・持ち分・専門性が活かされる学校。

X 指導の重点