災害時の想定


災害時の想定

  1. 調査・研究及びマニュアル作成
     災害時において避難所となることを想定し,前年度までに実施した取組の成果・課題及び,先行事例等の取組状況を踏まえ,関連機器の定期的な動作確認や,調査・研究を行い,管理職以外のスタッフでも対応可能なマニュアル等を整備する。また,平成24年度に京都市から「避難所運営マニュアル」の策定について発表されたことを踏まえ,今後,実証校と地域住民との運営マニュアル策定が円滑に行うことができるよう,京都市が提示したマニュアル策定の手引き等の内容を参考に,実証校の恵まれたICT環境の効果的な活用方法を研究していく。 
  2. 想定訓練の実施及び検証等
     平成25年3月18日に,実証校・教育委員会職員及び導入業者担当者により想定訓練を行い,実証校の体育館が避難所となった場合のICT環境の利活用方策例についての実証を行った。
     小中学校と特別支援学校では,地域住民との日常の関わりが異なることから,本実証研究の最終目標についての設定等が難しい面があったが,運営マニュアル策定という目標・例示が示されたことにより,災害時の対応を具体に想定した実証研究を進めることができた。とりわけ,今後,実証校が地域住民とともにマニュアル策定を進めていくことを踏まえ,フューチャースクール推進事業実証校としての恵まれたICT環境の効果的な活用について,「最小限のICT機器による最大限の利活用」をテーマにした取組を進めたことにより,重量のあるICT 関連機器運搬や体育館におけるTV 会議システム使用時のハウリング,タブレットPCの管理方法など1年次の実証研究の成果・課題を生かした検証を行うことができた。

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京都市立桃陽総合支援学校