教科指導研究・校内研修
教科指導等研究計画
- 各教科等
平成23年度の取組成果(国語・理科を中心)を踏まえ,研究教科の拡充を図ります。
≪国語(言語活動)≫
- 情報活用の実践力を育む授業研究
- 情報の編集・発信に視点をあてた「書くこと」の授業
- 情報の送り手・受け手としての活動を支える「言語力」の育成
- 対話とコミュニケーションを取り入れた授業研究
- コラボノートを活用したマッピングの授業
- TV会議システムを使った役割分担による話し合いの授業
- 自信を育む表現活動の授業研究
- メディアリテラシーを学ぶ表現活動の授業
- テーマに即した「新聞作り」,「動画作り」
≪数学≫
- TTとICT活用による「わかる授業」の実現(図形)
- 学力差を補い,共に学ぶための指導の工夫
- 教材提示装置による教材の提示
- タブレットPCによる説明
≪理科(生活体験)≫(「リモート・サイエンス・ラボ」システム)
- リモート顕微鏡の開発とそれを使った授業の実施
- 顕微鏡を使った授業計画の作成
- 授業で使うプリントの作成
- タブレットPCとIWBの効果的な活用方法,指導方法の研究
(中1単元植物の生活と種類,中3単元自然界のつり合い)
- イージーセンスを使った授業の実施
- 使用センサー数の増加による実験可能内容の充実
- 授業計画及び授業で活用するプリントの作成
- TV会議とリモートカメラを使った授業
- 本校と分教室で同じ実験を行い,双方で得られたデータを共有による協働的な学習を行う。
(中2化学変化と原子・分子)
≪音楽≫(「リモート・コンサートホール」システム)の活用
- TV会議システム活用と協調して,本校・分教室や,病室から出られない児童生徒が,フューチャースクール事業で整備したネットワークを活用した電子楽器等の合奏を通して協働学習を実現する。
- 衛生面や騒音面から分教室や病室には持ち込めない多様な楽器を,電子楽器やタブレットPC上で再現したバーチャル楽器として使用できるようにし,児童生徒全員で合奏するなどの活動を通して,共生感を得るとともに,音楽や芸術といった情操に関わる学習を行うことにより,病気治療等に対するモチベーションを高める。
≪英語≫
- TV会議システム(ALTの効果的な活用)・コラボノート活用充実等
≪総合的な学習の時間≫中学部 学習指導計画
- 創造する喜びを味わう探究活動
- アントレプレナーシップ教育の推進
テーマに沿った企画・立案→提案・改善→再提案・完成→発信
※上記の学習の流れの中で,追究・研究した成果をTV会議システムなどで他者に発信する。その活動を通して,さらなる創造的な活動につなげていく。この一連の学習活動は自己肯定感を育む学習の機会と位置づける。
- 本校・分教室の生徒が協働的な学びを進める。
≪道徳≫
≪特別活動≫
- TV会議システムを使った本校と分教室の交流活動・児童生徒会活動
- 掲示板を使った「児童生徒会だより」の配信と意見交換
- 児童生徒会総会での交流
- 児童生徒会が中心となった情報モラル学習係(情報委員会)の設置
- TV会議システムを活用した立会演説会や児童生徒会選挙の実施
≪自立活動≫
- 分教室とのライフスキル学習(ライオンズクエスト)の交流
- 学校ボランティアによる「ヨガ」の授業の分教室への配信
- TV会議システムを使った授業
- 前籍校との交流
- 授業(特活など)での交流
分教室児童生徒中心の交流の推進(手紙交換やビデオレターからの発展)
- 移行支援での交流
本校児童生徒中心の交流の推進(前籍校に登校する前段階で実施)
※前籍校に登校する気持ちを高めることができると考えている。
- 本校・分教室間での授業
- 国語,理科,英語,道徳などで実施予定
※道徳… 自分の考えや思いを発表することでコミュニケーション力を育成する。少人数で学習している分教室の児童生徒には有効であると考えている。
- 分教室・病室間
- 分教室に来ることができない児童生徒に対して,授業の様子を配信することにより学習機会の増加を図る。
- 複式学級での活用
- デジタル教科書とオンライン学習ソフトや学習プリントなどを併用することでの,効果的な活用方法を検討する。
- 自主学習習慣形成
- 本校転入学時に自己目標として決めた学習課題に対し,プリント学習ソフトやオンライン学習ソフトを活用し,学習を進める。その結果,学ぶ意欲の高まりや自学自習の習慣の形成が見られたかを検証する。
- 繰り返し学習が必要な領域にプリント学習ソフトやオンライン学習ソフトを活用し,学習を進める。
- 病室でタブレットPCを利活用するときの基準の設定について検討を進める。
- 諸行事
- 儀式的行事(着・離任式等)や校長講話などをTV会議システムで分教室に配信する。
- 学習発表会でTV会議システムを活用することにより,本校分教室の児童生徒全員で合唱・合奏などを行う。
研修計画
ICT関連機器等の導入状況を踏まえ,ICT支援員との調整の上,必要に応じて研修計画の修正を行い,取組を推進する。
- 研修目標
- 病弱支援学校におけるICT機器活用の重要性
- 教科目標を達成するための効果的なICT機器活用
- 無線LAN環境でのタブレットPC,IWB等,導入したICT機器操作の基礎知識の習得
- TV会議システムの習熟
- TV会議システムを利活用した授業の開発
- 本校,分教室単独で使用する場合の機器及びソフトの操作習熟
- 本校と分教室を結んで使用する場合の機器及びソフトの操作習熟
- 無線LAN環境での導入したソフト,コンテンツを用いた授業の開発
- 新着任教職員に対する基礎的研修の充実
- 理論研修
- 病弱支援学校におけるICT機器活用の意義
- 教科目標を達成するための効果的なICT機器活用
※地域協議会座長の滝川国芳先生,委員の神月紀輔先生に講師依頼予定
- 活用研修
- 無線LAN環境でのタブレットPC,IWB等,導入したICT機器操作の基礎知識の習得
- TV会議システムの習熟
- TV会議システムを利活用した授業の開発
- 本校,分教室単独で使用する場合の機器及びソフトの操作習熟
- 本校と分教室を結んで使用する場合の機器及びソフトの操作習熟
- 無線LAN環境での導入したソフト,コンテンツを用いた授業の開発
※教育委員会指導主事,ICT支援員,導入業者等に講師依頼予定
【参考】
・校内研修日程 (H24.10月分)
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京都市立桃陽総合支援学校