評価基準・評価方法等


 ICT関連機器等の導入状況及び先行事例を踏まえ,ICT支援員との調整の上,病弱教育特別支援学
校における実証研究に即した評価内容に改善し,評価に関連する取組を推進する。
  1. 導入段階
     病院内という環境で,無線LAN をはじめとするICT 機器を整備するにあたっての課題が明確になったか。
  2. 運用段階
     児童生徒及び教員がICT 機器を操作し,利活用するに当たっての課題が明確になったか。
  3. 授業段階
    1. ICT 環境を利活用して,一斉学習に加え,個別学習や子どもたち同士が教え合い学び合う協働的な学びを展開するための指導方法が開発できたか。
      • 児童生徒,教職員に対するアンケートによる検証を行う。
    2. 本校と分教室を結ぶテレビ会議システムを利活用して,双方向の協働的な学びが展開できたか。
      • 児童生徒,教職員に対するアンケートによる検証を行う。
    3. 各教科のデジタル教材を活用することにより,協働的な学びが展開でき,学ぶ意欲や学力向上を図ることができたか。
      • 実証研究開始前後において,客観テスト等を活用して児童生徒の達成状況の差異を比較検討による検証を行う。
      • 小・中の発達段階や教科の違いに応じた分析に留意する。また,興味,関心,意欲等の向上についての評価も行う。
      • 教材の改良等によって,児童生徒がどのように変容したか。
    4. リモート・サイエンス・ラボ及びリモート・コンサートホール・システム
      • 機器に対する評価,機器を使った授業に対する評価について,観点別評価を活用して実施する。
  4. アンケート実施方法
    1. 児童生徒及び教員の在籍期間が異なることを踏まえ,今年度から,在籍期間に応じた分析を行うことを検討する。
    2. 児童生徒(6月・11月)及び教員(5月・11月)の計2回実施する。
    3. 保護者・病院関係者等へのアンケートも随時実施する。
  5. エビデンス
     対象児童生徒を焦点化し,動画や数値による変容を取り入れていく。

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京都市立桃陽総合支援学校