洛陽の歴史
先輩たちは、常にその時代の先端の技術を学び、日本の科学技術を支え、多くの業績を残してきました。未来は君たちの手で築きつづけてほしい。
本校は明治19年(1886年)に京都染工講習所として創立されましたが、それは全国の公立工業高校のなかでも創設が最も古く、それゆえ他校に先駆けて、1986年創立100周年を迎えました。
明治19年創設の京都染工講習所は、その後、京都市立染織学校、京都市立工業学校、京都市立第一工業学校、京都市立洛陽高等学校と校名がかわり、昭和38年(1963年)から現在の京都市立洛陽工業高等学校となりました。
全国の公立工業高等学校の中で最も歴史と伝統のある学校です。卒業生は25,000人を超え、これまでに地元の企業を中心に伝統産業はもとより、時代の先端を行く産業界に優秀な人材を数多く送り出し、我国の産業の発展に大きく頁献してきました。
科学創造立国にふさわしい付加価値の高い"ものづくり"を中心とした日本の産業を支えていくために、専門性を追及し、産業界で大いに活躍できる人材の育成に取り組んでいきます。
京都染エ講習所として創立
染エ講習所を母体として京都市染織学校設立
京都市立工業学校と改称
色染料・機織科のほか工業化学科・電気科・機械科設置
建築科設置
京都市立第一工業学校と改称
現校舎(京都市南区)新築落成、移転
京都市立洛陽高等学校と改称、普通・商業・工業の3課程設置
建築科廃止
電気通信科設置
電子工業科設置
化学工学科設置
京都市立洛陽工業高等学校と改称
電気通信科・電子工業科を統合して電子科設置
色染料は色染化学科に、紡織科は繊維工学科に科名改称
工業化学科・化学工学科を統合して化学工業科設置
図書館・コンピュータ実習棟新築
創立百周年記念式典を京都会館第一ホールにて挙行
百周年記念館竣工落成、開館
染織技術科・化学工業科・電気科・情報電子科・電子機械科に統合・改編
京都伝統産業科・環境科学科・電気科・電子通信科・電子情報科・生産技術科・電子機械科に改編
すべての科を創造技術科に改編
2年生から電気コース・電子コース・機械コース・京都ものづくりコースを選択