学校長からのお便り 

 霜(しも)晴(ばれ)や 大きく見える ランドセル 

 水仙が甘い香りを放ちながら咲いています。プランターに植えられたものが一斉に咲き,その五弁の白さと芯の山吹が淡い春の訪れを感じさせてくれています。
学校近くの民家に植えられている白梅も一輪,また一輪とつぼみをほころばせ花を咲かせ始めました。

 朝,音羽山から差し込んでくる光もまさしくきらめく陽光となり春の息吹が実感できるようにもなってきました。

 1月29日に持久走大会を実施しました。参加した児童一人ひとりが懸命に走りぬきました。低学年の子どもたちがその小さい歩幅でタカタカと走る姿思わず微笑みました。中学年がタッタッタと走る姿に頼もしさを,5年生がザッザッザと走る姿にたくましさを感じました。

6年生は小学校生活最後の大会,そして小学生として走る最後の疏水コース,ハッハッハと早い息遣いとその白さ,真剣な表情に熱い思いがこみ上げました。

 さて,二月の声を聞くと,年度の終わりを感じ,また新しい学年に向かっての緊張感も沸いてきます。今年度もあと二ヶ月。子どもたちにとっては,一年間の学習のまとめの時期であるとともに,進級・進学に備える大切な時期でもあります。これまでの努力や成果に自信を持つとともに,やり残したことや課題を見すえ,振り返るべきところはしっかりと振り返り,これからの学習や活動に生かしていきたいものです。年度末の一日一日を大切にさせたいものです。



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