下山道 膝が笑うぞ すすき燃ゆ

 10月15日 修学自然旅行で奥越高原にある経ヶ岳(標高1625b)に登ってきました。
 往復八時間半。最後尾の私が頂上に着いたのが,12時45分頃。予定時刻よりも大幅な遅れ。
 頂上での昼食休憩を15分で済ませ,子どもたちと下山開始。急峻な下り道,切り立った岩場を通り,下山すること四時間近く,膝がガクガクと言うより,“カクカク”とする感じ,やっと林道からの登山口へ到着。ここからは眼下に大野市内が見下ろせる。宿舎まで,あと半時間くらい。

 ふと前を見ると,一面のすすきが風にその白旗を揺らめかせている。そこへ,今まさに,夕陽が降り注ぐ,すすきが夕陽に照らされ一斉に燃え立つ。青空と夕焼けが混じり合い,眼前ではすすきが朱色に。しばし,その光景に見とれていた。



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