校内研究(2年)

平成18年9月8日(金)室町小2年2組教室

今年度4回目の授業研究が行われました。

単元名 ふえたり へったり

指導者 平松 多佳子

本時の目標 
 数量関係を,順に考えたりまとめて考えたりして,いろいろな考え方で解決しようとする。(関心・意欲・態度)

本時の課題
 ちゅう車じょうに 車が10だい とまっていました。
 そこへ  2だい はいって きました。
 また 6だい はいって きました。
 
 ここで切って,児童自らが課題を考えていきます。
 課題を途中で切った時,子どもたちの方から,「おたずねの文」がありません。
 と,課題把握を向けた発言が出てきました。

情景図をうまく活用しながら,課題把握をしている場面です。課題は紙に書い
てはることが多いですが,子どもと同じ早さで板書すること,子どもと同じ言葉
の課題にするためにも,「紙をはるのではなく板書してください。」後の話し合
いで,鳥取大学の矢部先生から指導助言をいただきました。

課題把握ができたら,自力解決へと向かいます。

2年生でも,自分のノートに式や考え・図・絵などを書き込んでいきます。
室町校の研究では,ノートにどれだけ書き込めるかが大きな評価となりま
す。特に研究授業では,他の教師たちの鋭い目が光ります。
書き込みが十分でない子どもたちへは,支援に回ります。

 自力解決がある程度進んだら,集団解決へと進みます。

集団解決の場面です。本時の目標「順に考える」「まとめて考える」の考え
をもった子どもたちが発表し,話し合いを深めていきます。右下の写真のよ
うに,発表の不十分なところを友だちが補ってくれる場面も出てきます。
このような活動を通して,本時の目標へ迫っていきます。

 最後に,プレゼンテーションを使い,考え方の定着をはかります。

 授業後,参観した教職員で話し合いをもち,鳥取大学大学院教授の矢部敏昭先生から,指導をしていただきました。
 このような取組を重ねて,室町校では教師の授業力を上げていきます。
 次回は10月19日に1年生が5回目の校内研究を行います。