校内研究(1年)

平成18年10月18日(水)室町小1年1組教室

今年度5回目の授業研究が行われました。

単元名 たしざん

指導者 亀山 倫子

本時の目標
 (1位数)+(1位数)で繰り上がりのある加法について,数図ブロックを用いてよりよい計算方法を見いだそうとする。
 (関心・意欲・態度)

本時の課題
 車が8だいとまっています。そこへ,3だいきました。ぜんぶでなんだいになりますか。

課題把握の場面です。絵をみながら,お話がつくれますか。という働きかけ
に子どもたちは本時の課題を自分の力でつくりながら,ノートしていきます。
1年生でもノートにしっかり課題が書かれ,次の自力解決を向かいます。
先に8+3という立式を出し,答えを数図ブロックを使って考えていきます。
教師は数図ブロックの動かし方をしっかり観察し,子どもがどのように考えて
いるか把握していきます。
集団解決の場面です。前に出て大きな数図ブロックを使って説明していき
ます。
集団解決していく過程で,最初の車
と後から来た車を足して答えを導き
出す時,10の固まりをつくると計算し
やすいことに気付いていきます。
適応題「9+4」について考えている
ところです。
適応題でも10の固まりをつくると計
算しやすいことが分かってきました。
今日の振り返りカードを書いていると
ころです。

 今回の授業研究では,課題把握が非常に分かりやすくスムーズに進められました。
次回はいよいよ京都市算数教育研究集会での発表です。
授業を終わった1年担任は,さっそく研究図書の執筆に取りかかります。
10月脱稿に向け,室町校の教員は図書執筆をがんばっています。