校内研究(3年)

平成18年6月28日(水)室町小 3年2組教室

 今年度,2回目の授業研究が行われました。

単元名 かくれた数はいくつ(1)

指導者 T1 村瀬 敬子 ,T2 木村 喜代子
     * T1・T2で行う授業を「協力指導」または「ティームティーチング」と呼んでいます。T1の指導者が主に授業を行い
       T2の指導者が子ども一人一人の支援にあたります。

本時の目標
・関心・意欲・態度・・・絵や図や線分図を使って数量の関係をとらえ,問題を解決しようとする。
・知識・理解・・・「順にもどして解く」方法や「まとめて解く」方法を理解する。

本時の課題
「広場にはとが何ばかいました。そのうち5わとんでいきました。
 また,8わとんでいったので,のこりは17わになりました。」
 ここまで,提示した後,児童自ら問題を導き出します。
「はじめ,はとは何ばいましたか。」
子どもたちの自力解決が始まりました。

自力解決というのは,子どもが課題
をつかんだ後,自分の力で解決す
る場面です。図や絵を使いながら
式を導き出します。ノートの使い方
定規の使い方なども毎日の授業の
中で,指導していきます。
自力解決ができにくい児童には,ヒ
ントカードや具体物をもって,子ども
たち一人一人を支援します。T1・T2
の授業により,クラスの半分の児童
を細かく見ることができます。
参観している教師も,子どもたちの
様子を観察し,後の話し合いで生か
していきます。
自力解決がほぼ終わった子どもに
は,ホワイトボードに自分の考えを
書くようにし,集団解決の準備をし
ていきます。
上の子どもと違った考えの子ども
にも,ホワイトボードに書かせます。
「順々に解く」「まとめて解く」二つの
考えをもとに話し合いが始まりまし
た。
話し合いでは,聞く姿勢も大切で
す。
最後に「適応題」(練習問題)をやっ
て,自分が理解できたかどうかの
確認をします。

 次回は6年生の授業研究が7月12日に行われます。