「榛の木汁染め」材料集め
私達は、最終目標の「榛の木汁染め」に取り組むために、材料集めをしました。
集めた材料は、次の物です。
材料の量は、聞き取り調査「榛の木汁染め」の「由来」を参考にしました。
神明川のほとりにあった榛の木の皮です。
すでに切りたおされていたので、皮もくさりかけていました。
煮出しても色が出てきませんでした。
残念ながら、榛の木をあきらめ、カワラ榛の木の皮を使いました。

榛の木をあきらめ、カワラ榛の木を
使いました。
カワラ榛の木の実は、黄色に染まるそうです。
カワラ榛の木の皮は、色も赤く、水に浸すとすぐに赤い汁が出てきます。
やまももの皮です。やまももは、奥志摩みさきの家
(京都市野外教育センター)でわけていただきました。

わら灰を作ろうとしたのですが、炭になって
しまいました。あきらめてゆずの木灰を使いました。
いただいたゆずの木灰をふるいにかけていただきました。
灰汁は、灰を水にとかし、上澄みをとります。
学習(材料集め)のまとめ
材料集めは難しかったけれど、楽しかったです。榛の木は、はじめにとった榛の木は、
古くて使えませんでした。わらは、灰にするのが難しかったです。
不思議に思ったことがあります。それは、水尾にはやまももの木がないのに、昔の人は
どうやってやまももの皮を手に入れていたのかということです。
聞き取りでは、やまもものかわりに、桃の皮を使っていたそうです。
次は、榛の木と桃ややまもも、そして、わら灰でもう一度チャレンジしてみたいです。