1年 10月
○どうとく できるかなゲーム

道徳では、できるかなゲームをしました。このゲームはグループごとにカードを引き、そこに書かれた内容をみんなで協力してするというゲームです。『教室のごみを五つ拾いましょう』『かさたてのかさをそろえましょう』など、身の周りの整理整頓に関わる内容が書かれています。子どもたちはゲームですから、

張り切って取り組みました。その後の気持ちを交流したあと、整理整頓のできない子だぬきのポンちゃんにみんなで、アドバイスをしてあげます。『みんなが使いやすいようにきちんとしまおうね。』『自分の出したものはそろえるんだよ。』など、すてきなアドバイスがいっぱいです。ポンちゃんに語りかけながら、自分の身の周りのことに気づける子どもになってほしいと思っています。

教室の中や周りは、みんなの力でこんなにきれいになりました。
これから授業のクラスもありますよ。

○府立盲学校のお友達がきました。

 府立盲学校のお友達が、みんなと一緒に勉強しに来てくれました。職員室に何人かの人がお迎えに行ってくれ、手をつないで教室まで来てくれました。朝学習、みんなはカタカナの練習をしましたが、お友達は、パーキンスという点字を打つ機械で50音をすべて打ってくれました。みんなも、お友達もずいぶん文字を書くのが上手になりました。
 1時間目の国語では、府立盲学校のお友達が、『大きなかぶ』を全部暗記して、楽しく歌いながら聞かせてくれました。クラスのみんなは、全員で声を合わせて『大きなかぶ』を音読しました。みんなの心が一つになってとても聞き応えのある音読でした。
 また、一緒に大きなかぶの劇もしましたよ。お友達はかぶの役を一緒にして、引っ張られ過ぎて大変そうでしたが、みんなで楽しくできました。
 2時間目の算数は、10より大きい数のいろんなゲームをしました。タンバリンの音は何回聞こえたかな。よく聞いていないと間違えてしまう人もいました。『17は、10と7」「12は10と2」など、声に出して言うゲームも楽しくしました。

 休み時間は、お友達が大好きなブランコまで、手を引いて、連れて行ってあげました。『今日しか遊べないから代わってあげて!』勇気を出して、高学年の人にお願いしました。みんな快く代わってくれました。また、みんなと一緒に勉強したり遊んだりいっぱいしようね。また来てくれるのを楽しみにしているよ。

○お話の絵をかいています。

 今、図工では、お話の絵をかいています。楽しいお話を聞いて、心に残った場面を絵に表します。自分の心の中を絵に表すのは、大人にとってはなかなか難しい。でも、子どもたちは自由にダイナミックに描いています。いつもは、30分あれば、かき上げてしまう絵も、何時間もかけて、ていねいに仕上げました。一人一人の思いのこもったすばらしい絵に仕上がることを期待しています。さあしっかりぬりこんでいきましょう。
 

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