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【京都市青少年科学センター】

京都市科学系博物館等連絡協議会

 京都で理科好きな子どもたちが育つための,科学系博物館等のネットワーク 「科博連」

「京都市科学系博物館等連絡協議会」とは?

 京都は建都以来すでに1200年以上の歴史を持ち,豊かな文化の蓄積があります。また,四囲を自然に囲まれ,季節ごとの変化も優雅で,四季折々の美しさを奏でています。

 一方,京都は伝統産業の面でも,先端技術の面でも大きな力を保持しており,科学技術の先端を支える人材も豊富ですが,近年,理科離れや学習離れという,ものごとに対していろいろ考えることをせず,結論だけを求めるような風潮が我が国のみならず国際的にも憂慮されるようになってきました。

 そこで,京都市では,平成14年8月に「21世紀の『理科』を考える京都市民会議」を設置し,本来理科好きな子どもが,そのまま理科好きに育つような環境をいかに整備するかとの観点から,約2年間をかけて論議を行い,平成16年6月に,「新しい時代にふさわしい『理科・科学』のあり方について」の提言がまとめられ,桝本賴兼京都市長に提出されました。

 この提言の方策の大きな柱の一つが,科学系博物館等連絡協議会の創設です。

 京都には,市民ぐるみで子どもを育む地域特性や風土とノーベル賞受賞者をはじめ多数の世界的科学者を輩出してきた伝統のもと,「大学のまち」と言われる学術的基盤,先端科学技術の分野で世界をリードする企業や研究機関,在野の研究者,有識者が存在し,いわば「知の宝庫」とでも言うべき状況が育まれています。この有利な条件を生かして,理科好きな子どもが育つ環境を構築する一環として,京都市内に多数存在する科学系の博物館を網羅することから,ネットワ-クづくりをはじめようとするものです。

 「京都市科学系博物館等連絡協議会」は,平成17年4月19日に発足し,子どもたちの理科・科学探求のための大きな役割を担い,未来の京都,ひいては日本の将来の理科・科学分野で指導的役割を果たす人材が育つための土壌づくりを目指しています。

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