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学校茶道研究会のめざすものは大きく分けて二つある。
1 児童生徒に茶道の心を伝え、伝統文化への興味関心を持たせ、国際人としての素養を育てる。
2 指導者を育成する。
真の国際人は、自国の文化に造詣が深い人である。自国の文化を知らずして国際人たり得ないと言われる。
私たちは、教育改革の中で、国際化の時代として英語教育等に力を入れる一方で、総合伝統文化である茶道を通して、自国の文化を大事にし、伝承していく道筋を追求していきたいと考えている。そのことを通して、 他の国の文化も大切にし、他国を尊重する心を養うことができると考えている。
茶道は総合伝統文化であり、茶道を通して、華道や書道、香道、和歌や礼法等にも興味関心を広げていけるのではないかと思っている。
もとより、京都は伝統文化の宝庫であり、京都に住む子どもたちが、伝統文化に親しむことは意義深いものがある。
茶道はおもてなしの心すなわち相手を思いやる心を大切にする。茶道の学習を進めることで、そのような心を子どもたちに育てたい。いわゆる心の教育としての学校茶道を推進したいと考える。
京都市では、授業の中で、クラブの中で、部活の中で、茶道を取り入れ、その動きはさらに広がりを見せている。学校教育の中で、茶道を取り入れるには指導者が必要である。地域の人材の活用はもちろん大事であるが、教員の中に、指導者や顧問として活動できる人材の確保も求められている。茶道に熱心な教員が転任してしまうと、跡を継ぐものがなく、その学校の茶道教育も寂れてしまうということが生じる現実もある。そのようなことが生じないように多くの人材を育てなくてはならない。これも本研究会を立ち上げた理由のひとつである。