イエローハットの創業者である鍵山秀三郎氏が会社創業以来トイレ掃除を続けてこられ,この掃除哲学に学ぼうと平成5年11月に35人が岐阜県明智町に集まったのが「掃除に学ぶ会」の最初でした。この集まりは日本各地に広まり,これらを統合する「日本を美しくする会」が出来ました。京都は平成8年7月に4人が藤森神社でトイレ掃除を行ったのが第1回目でした。この後月例会として月1回ないし2回,神社,仏閣,学校を掃除してきました。平成9年10月には「京都掃除に学ぶ会 第1回年次大会」が中京中学校を会場にして開かれました。鍵山秀三郎氏に講演をして頂き,参加は280名を越えました。その後も月例会を続け,年次大会は毎年開催し,地元の方,全国からも多くの方が参加されました。今年は第9回にあたり御池中学校を会場にして開かれ,特に多くの生徒の参加あり嬉しい悲鳴を上げました。来年は第10回になりますので記念大会と考え,鍵山秀三郎氏に来て頂き,原点に戻りより徹底した掃除を行おうと計画しています。
トイレ掃除はまずやってみることです。トイレに素手で突っ込む,顔を近づける,それを何とも思わない人々が集まって「掃除に学ぶ会」が成り立っています。京都掃除に学ぶ会は50名の会員と「便きょう会」の会員約100名とが一緒になり,主に学校を中心して月1回トイレ掃除を行っています。
トイレ掃除をすると何か良いことがある?会社が良くなる?そういう下心を持って参加される方もあるかも知れません。私自身の10年間の掃除体験から言わせて頂くと(私も初めは良いことが仕事上,個人的にあると思って参加しました)有りません。そういう事を度外視して,トイレをきれいにし,使ってもらう人が気持ち良くして帰られるのが最高の喜びになりました。
昔の中国で武帝という皇帝が,寺を建て僧に施しをした。その事を達磨大師に「朕に何の功徳が有ろうか」達磨大師は「功徳無し」何か掃除もこれが通じるのでないでしょうか?
平成17年12月 山口 正幸 |