

平成13年度 教育研究発表会を下記の要領で開催しました。
1.日 時:平成14年2月2日(土)午後2時〜4時(1時30分より受付)
2.場 所:京都市立永松記念教育センター 第1・2研修室
3.日 程 及び 発 表 内 容
| 発表会場 | 分 科 会 A | 分 科 会 B |
| 第 1 研 修 室 | 第 2 研 修 室 | |
| 1:30 | 受 付(1階ロビー) | |
| 2:00 2:05 |
開 会 の 挨 拶 清 水 武 所 長 |
開 会 の 挨 拶 宮 本 修 副 所 長 |
| 2:05 2:25 |
授業の工夫改善につながる学習評価 −1単位時間の観点別学習状況の評価の在り方− 【中村 隆 研究員】 |
「特色ある学校づくり」を支援するカリキュラムセンター機能の開発に向けて −教科学習を生かした総合的な学習のカリキュラム編成− 【堀 康廣 指導主事】 |
| 「目標に準拠した評価」が重視される中,各学校では,今後一層,評価との一体化をふまえた指導が求められています。本研究では,国語科と算数科のそれぞれ1単元をとりあげ,観点別学習状況を評価する時期や1単位時間毎の評価規準・判定基準,評価方法などを具体的に示す学習モデルを作成してきました。今回の報告では,こうしたモデルの具体例をあげて,学習を設計するプロセスを示します。 | この研究では,各校が自校の実態に即したカリキュラムを独自に作成し,子ども達の個性や能力を育み,地域の特色を生かした教育を展開する際の教育センターのサポート機能の在り方を考えました。そのための具体例として,「総合的な学習の時間」がどのように編成され,実施されるか。そのカリキュラムの編成の在り方や方法等を研究協力員の先生方と共に開発検討しました。 | |
| 2:25 2:45 |
生活・意識調査が示す小学校1年生のすがた −子どもの自己価値を高め,共感し合う学級集団をつくるために− 【石原 峰子 研究員】 |
中学校における指導との一体化をめざす学習評価の在り方 −目標分析からすすめる学習展開例− 【佐々井良一 研究員】 |
| 近年,小学校1年生において「小1問題」とよばれる現象がおこり,今日的な教育課題のひとつとなっています。はたして現在の1年生はどのような思いで授業に臨んでいるのでしょう。本研究では,子ども達の生活や意識の実態を明らかにするために,京都市立小学校1年生を対象にしたアンケート調査を実施しました。この結果を分析し報告します。 | 平成14年度から始まる新学習指導要領をふまえた各教科の指導計画の作成が行われている中,生きる力を育んでいくために「指導と評価の一体化」を図り授業の改善を進めていくことが求められています。本研究では,そうした授業を創り出していくために,単元の目標を分析・構造化し,評価規準や方法を明らかにした単元指導計画を立てていく具体的なプロセスを報告します。 | |
| 2:45 3:05 |
小学校国語科入門期における基礎・基本を大切にした指導の在り方 −伝え合う活動を通して『ひらがな文字』習得をめざす学習プログラム− 【村井 千種 研究員】 |
中学校英語入門期の指導の在り方 −英語学習への意欲と関心を高める学習プログラムの開発− 【直山木綿子 研究員】 |
| 国語科の基礎・基本が,他教科・領域での学習の基盤となることはいうまでもなく,入門期はその基盤を形成し始める大切な時期です。本報告では,小学校国語科入門期における言語の認識について着目し,日常の言語活動を工夫し,国語科の学習と連動させることによって,豊かな言語感覚を磨きつつ,『ひらがな文字』を習得するまでの学習プログラムを提示します。 | 英語教育の「入門期」である中学第1学年第1学期の学習のあり方は,生徒のその後の学習意欲や理解度に大きく影響します。本報告では,教科書教材を用いた学習に入る前段階に着目し,「英語の音に慣れ,音と文字とを結びつけ英単語を自分で読む力を育てる活動」と「コミュニケーションへの意欲を高める活動」を組み合わせた21時間の学習プログラムを示します。 | |
| 3:05 3:25 |
コンピュータの活用能力を育成する学習プログラムU −総合的な学習の時間に実施する各学年15時間の系統的な学習− 【長谷川英司 研究員】 |
中学校における「心の健康」を育む保健学習の在り方 −ライフスキルや態度の育成をめざした第1学年・学習プログラム− 【井上 勉 研究員】 |
| 新教育課程では,すべての教科でコンピュータやインターネットを活用して学習を進めていくことが求められており,各学校では子ども達にそれらを適切に活用する能力(スキルやモラル)の育成を図ることが必要となります。本報告では,3年生と5年生での実践例をもとに,総合的な学習の時間に実施する第3学年から第6学年まで各15時間の系統的な学習プログラムを提示します。 | 「自分の存在に価値や自信がもてない」や「集団になじめない」といった生徒の心の内面にかかわる問題が指摘される中,早急にこれら「心の健康」問題への対応が求められています。本報告では,保健学習のなかで生徒の自尊感情を高めるとともに不安やストレスなどに適切に対処できる能力を養い,また自他を尊重する態度を育てることをめざした学習プログラム(第1学年12時間分)を提示します。 | |
| 3:25 3:45 |
小学校における人権学習の展開に向けてU −男女平等についての学習プログラムと教科・領域における人権学習の内容− 【松下 佳弘 主任研究員】 |
中学校における心に響く道徳の時間の展開 −体験を生かした中学校第1学年(35時間)の学習プログラム− 【石居知予子研究員】 |
| 本研究では,人権学習の中から男女平等教育を取り上げ,学年の系統性を踏まえた学習計画を作成し,研究協力校での実証授業を進めてきました。その12時間分(各学年2時間)の学習の様子を報告すると共に,来年度の小学校教科書の単元(題材)の内容を人権教育の視点から分析した結果を「教科・領域における人権学習の視点」として各学年毎に一覧表として提示します。 | 「よりよく生きる力」の育成をめざし,生徒が「楽しい,ためになった」と感じる心に響く道徳の時間が求められています。そこで,生徒が学校の教育活動の中で共有する身近な体験を道徳の内容と結びつけることで,日常生活の中から,道徳的価値の自覚を促し,実践力へと発展させることを目指した年間計画と具体的な学習プログラム例を提示します。 | |
| 3:45 4:00 |
質 疑 応 答 閉 会 |
質 疑 応 答 閉 会 |
■研究はすべて,今,まさに求められているテーマで,時期を待たずに学校へ発信できるところまで深められ,実践し,まとめてこられたことに敬意を表します。
■どれもなかなか興味深いテーマで,研究内容も充実していると思いました。本紀要をじっくり読んでみたいです。私も研究員として取り組みたいという思いももちました。
■どの発表も現代の課題とするものであり,よかったと思います。現場で生かせる実践的な研究成果があり,机上の空論に終わらせるものでないところが価値あるものでした。
■時代を先取りする研究で,大変参考になりました。さっそく学校での実践に生かそうと思います。
■理論的な研究がきっちりとされていると感じました。また,新しい内容に取り組んでおられ,新教育課程の実施の時期にあっている内容でした。
■発表を聞いて,子どもたちの,「自分が好き」「みんなが好き」「先生が好き」「学校が楽しい」という思いを基本に頑張っていきたいと,心新たに思いました。
■具体的な資料,発表があり,すぐに実践ができそうなものがたくさんあったことが,大変よかったと思います。
など,たくさんのご意見やご感想をいただきました。
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