image


【京都市青少年科学センター】

「元素周期表」って何?


身の回りの物は全て「元素」でできている?!

 私たちの身の周りにある机やテレビ,生き物,地球など,全てのものは「元素」からできています。一体どうゆうことなのでしょうか。鉄を例に考えてみましょう。
 鉄のかたまりを細かく分けてみます。さらにその鉄をもっと細かく分けていきます。これを繰りか返すと,最終的には,もうこれ以上分けられない「限界の細かさ」にたどり着きます(図1)。これを「原子」と呼びます。これは鉄に限ったことではなく,全てのものは原子に分けることができます。「元素」というのは,この原子を性質の違いで考える時の呼び名です。
 2018年現在,自然にある元素と人工的につくりだされた元素を全て合わせると118個を超えます。元素名がつけられているものは原子番号118番までになります。
 2004年に日本の研究チームが発見した新しい元素が,2015年に113番元素として認定されました。その後,研究チームにより,アジア発,日本発の新元素を記念して日本の国名にちなんだ「ニホニウム」という元素名と元素記号「Nh」が提案され,2016年にIUPACによって承認されました。

図1:原子イメージ図

元素周期表って何?

 それぞれの元素には「原子番号」というものがつけられています。「元素周期表」とは原子を原子番号順にならべた表のことを示し,世界中で科学者を中心に使われています。周期表は,全ての元素の基本的な特徴が一目でわかるように配置されています。(図3)。周期表を考えたのはロシアの科学者メンデレーエフです。1869年に作成されました。メンデレーエフは,化学的性質や物理的性質の似ている元素が同じ縦の列に並ぶように,表をまとめました。


図2:元素周期表

実物の元素を見ることは出来るの?

 京都市青少年科学センターでは,元素の実物を見ることができる「実物元素周期表」(写真1)が展示されています。(放射性元素を除く82種類)
 また,それぞれの元素がどのようなものに使われているのかを調べることもできます(写真2)。元素や周期表に興味がある人は,ぜひ「実物元素周期表」を見に来てください。


写真1:実物元素周期表


写真2:実物元素周期表の中身



    <参考資料>
      『元素118の新知識』,桜井 弘 編,講談社,2017
      『フォトサイエンス 化学図鑑』 数研出版,2005
      『子どもの科学 2012年4月号』 誠文堂新光社,2012
      材料のチカラ 国立研究開発法人 物質・材料研究機構ホームページ


    « 一覧に戻る