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【京都市青少年科学センター】

虹ってどの方角に見えるのかな?

 虹は太陽の光が水滴で屈折して7色に分けられてできるということはご存知の方が多いのではないかと思います。

 ところで,皆さんが虹を見たとき,虹がどの方角にできていたか,ちょっと思い浮かべてみて下さい。西・東の方角にできているのは見たことがあるでしょう。北はどうですか。あまり見たことがないのではないでしょうか。南の方角に虹を見たことは?南に虹ができることは日本ではありません。ここまで書くとお分かりでしょう。つまり虹は太陽の反対側,太陽を背にした時に見えるのです。

 実は,虹ができるときには,水滴の中を光が屈折するだけではなく,図のように反射しているのです。この角度は約42°です。したがって空中に水滴が漂っていたとしても,太陽の高度が高いと分かれた光は地上にいる我々の目に飛び込んできません。だから虹は低くなった太陽の反対側,つまり西や東の方角にできやすいのです。ただし,冬は日中でも太陽の高度が低いので,冬の時期には北の方角に虹を見ることができます。

 虹についてはまだまだ,不思議なことがいっぱいありますが,それはまた機会があれば書くことにしたいと思います。

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