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【京都市青少年科学センター】

ノーモン

  
計測装置全体に目を向けてみましょう。計測装置の円盤には方位や数字,曲線が刻まれています。この曲線は何を表して いるでしょうか。これはノーモンの影の先端を継時的に記録 した点を,1本の線につないだものです。日影曲線といいま す。円盤には夏至,冬至,春分・秋分の日の3本の日影曲線 が刻まれています。ノーモンは影の動きを観察するための棒 です。太陽とノーモン,ノーモンの影の先端は,一直線で結 ぶことができるので,ノーモンの影の先端の動きを観察する ことは,太陽の動きを観察することになります。







また,ノーモンを中心に同心円がいくつか描かれているのがわかりますか。ノーモンの影の先端の動きを一日追いかけていくと,ノーモンの影の長さが最も短くなるところと,描かれた円の同じ円周上にノーモンの影の先端が重なるところが 2カ所あることがわかります。この2カ所の点を結ぶと,1 本の直線になります。これが東西を表します。
さらに,影の長さが最も短くなる点から東西の線に法線を引 くと,南北を表す線を描くことができます。このように,ノ ーモンは太陽の動きを観察したり,方角を知ることができたりする計測装置なのです。

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