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【京都市青少年科学センター】

いろいろなどんぐり

どんぐりの見分け方

山や公園で拾えるどんぐりですが,日本には約20種類のどんぐりがあります。
よく似たどんぐりを見分ける上で,手がかりとなるポイントがいくつかあります。


  1. 柱頭(ちゅうとう):めしべの上の部分にあり,花粉を受け取るところ。
  2. 花被(かひ): 花びらやがくにあたるところ。どんぐりが成長すると. 大きく変化する。
  3. 首: 花被の下の部分からどんぐり本体までのところ。
  4. 肩: どんぐり本体の上部6分の1ほどのところ。
  5. 殻斗(かくと): どんぐりを包み,保護するもの。魚のうろこのような鱗片がついた物と図のようなリング状殻斗に大別される。どんぐりの帽子のように見える部分。
  6. へそ: 母木から養分が送り込まれるところ。

※実や穀斗の色・形・大きさは同じ種類のどんぐりでも差があります。
 写真は一つの例なので,これが全てではありません。



今回はいくつかある手がかりの内,「穀斗の形」を3つのなかまに分けて,どんぐりを見分けてみましょう。

殻斗の形から名前を調べよう

(1)殻斗が杯型

ウバメガシ
ウバメガシ
少し短めのたまご形。
へそ 小さい。
殻斗 浅い杯のような形をしていて,表面が丸い鱗のように変化している。
シリブカガシ
シリブカガシ
たるのような形。全体にろうをぬりつけたように見え,みがくとピカピカになる。
へそ へこんでいる
殻斗 杯のような形をしていて,表面が丸い鱗のようになっている。


(2)殻斗は卵型で実を包み込む

スダジイ
スダジイ
細長い卵のような形。
へそ ふくらんでいる
殻斗 どんぐりをすっぽりとつつみ,どんぐりが実ると3つにひらく。
※食べるといちばんおいしいどんぐり。
ツブラジイ
ツブラジイ
ボールの形をしている。
へそ 少しふくらんでいる。
殻斗 どんぐりをすっぽり包む。
※これも食べられる。


(3)殻斗は椀型

クヌギ
クヌギ

※実も殻斗もアベマキとよく似ている。

ボールやたるのような形をしている。
へそ 大きく,少しふくらんでいる。
殻斗 お椀のような形で,鱗が長く伸び,反り返っている。

ナラガシワ
ナラガシワ
樽のような形をしている。肩に銀色の短い毛が生えている。
へそ 大きくて,まんなかが少しふくれる。
殻斗 お椀のような形をしていて,魚の鱗のように見える。

ツクバネガシ
ツクバネガシ
樽のような形をしている。
へそ 少しふくらんでいる。
殻斗 お椀のような形をしていて,全体に銀色の毛が生えていて,暖かそう。7段のリングがかさなったように見える。

アラカシ
アラカシ
卵や樽のような形をしている。 肩に銀色の短い毛が生えている。
へそ 平たい。
殻斗 浅いお椀のような形をしており,リングをつみかさねたよう。リングは,6段と7段がある。

シラカシ
シラカシ
卵のような形。アラカシよりも細く見える。
へそ ややふくらむ。
殻斗 お椀のような形をしており,リングは6段で,短い毛がたくさん生えている。

マテバシイ
マテバシイ
鉄砲の弾のような形。全体にろうをぬりつけたように見え,みがくとピカピカになる。
へそ へこんでいる。
殻斗 浅いお椀のような形。
※実は食べられる。

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