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【京都市青少年科学センター】

野鳥の羽標本を作ろう

野鳥の羽の集め方

 野外で、羽のはえかわり(換羽)によって抜け落ちたものや、他の動物(猛禽類やネコなど)に襲われ、散らばったものなどを拾うことができます。
 鳥は夏から秋にかけて換羽する種類が多く、また冬には猛禽類が市街地の緑地などにやってきますので、これらの季節に出かけて探してみましょう。 

羽標本の作り方


  1. 羽軸(うじく)に肉がついていると腐敗や悪臭の原因になるので取り除きます。
  2. 羽が汚れている場合には、台所用の中性洗剤を少し加えたぬるま湯を用い、指でやさしく洗います。水ですすいだ後、ティシュペーパーの上におき、羽軸からのびている羽枝(うし)を絵筆でなでつけるようにして形を整えます。
  3. 形が整い、充分に乾燥したらOHPシート(透明なので両面から観察可能)に並べ、羽軸の部分をポリプロピレン製の透明テープでとめます(普通のセロハンテープを使うと1~2年で劣化します)。
  4. 頭、胸、腹などの小さな羽は透明なポリ袋に入れて、OHPシートに貼り付けます。
  5. OHPシートには採集場所、採集年月日、採集者の名前、種名(調べてわかった場合)などを書いたラベルを貼ります。
  6. 完成した標本はクリアファイルに入れ、バックに羽を観察しやすい色の紙を差し込んでおきます。
  7. 標本の入ったクリアファイルは防虫剤(洋服ダンス用のものなど)といっしょに箱に入れて保存します。時々、防虫剤をとりかえましょう。

参考文献

  • 「日本の野鳥 羽根図鑑」(笹川昭雄著、世界文化社、1995年発行)
  • 「BIRDER:1997年8月号(第11巻第8号)」(原田雅之編、文一総合出版、1997年発行)

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