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【京都市青少年科学センター】

科学センターの屋外園で火山の石をさがそう!

デイサイトをさがしましょう

センター川のそばに20番の岩石があります。デイサイトという火山の岩石です。
2003年の3月に新たに3つのデイサイトが設置されました。同じデイサイトですが,色の違うのが一つあります。赤い石は,火口付近に長くとどまったので,地下からの熱の作用で酸化して赤くなったそうです。普賢岳の山頂付近にはこういう石が多く見られるそうです。

近づいてみてみると,長石・角せん石・黒雲母などの鉱物の結晶が細かい粒の中に散らばっているのが観察できます。


この岩石は1991年,長崎県の普賢岳が噴火したときにできたものです。マグマが地上に噴出し冷えて固まった溶岩です。
(普賢岳2003年3月撮影)

デイサイトを屋外園に設置しているときの様子です。
火山のない京都市にとって大変貴重な岩石です。直接火山の石に触れてみましょう。



玄武岩をさがしましょう

センター川の奥に31番の岩石があります。石を積み上げたきれいな柱が何本か見られます。でもこれは人間が積み上げたものでなく,自然の中でできたものです。産地は京都府天田郡夜久野町です。
どのようにしてできたのでしょうか。

マグマが急に冷えて固まるときに体積が縮まります。そのときに節理といわれる割れ目ができます。
六角形の柱状になるので柱状節理と呼ばれています。

玄武岩とは兵庫県の玄武洞にちなんでつけられたものですが,玄武とは中国古代の四神の一つである亀の霊獣で北を守る神です。また,玄という字は黒を意味します。玄武洞の命名はこの岩石の六角の柱状節理と黒っぽい色に注目してつけられたのでしょう。

京都府天田郡夜久野町の玄武岩公園です。
この玄武岩はおよそ30万年前に田倉山火山の噴火で流出したものです。きれいな柱状節理が観察できます。
京都府にも昔は火山があったのです。



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