image


【京都市青少年科学センター】

木の化石をさがしましょう

 屋外園への階段を下りたあたりに,少しかたむいた,丸い柱のような岩石が見られます。3番の立て札には,珪化木(けいかぼく)と名前がついています。これは木の化石なのです。産地は石川県小松市です。

 今から約2000~2500万年前に,火山灰の中に埋もれてできた木の化石です。火山灰の中のケイ酸分がしみこみ,もとの形に近い状態でかたくなりました。

 この木の化石は熱帯に見られるテリハボクの幹の部分です。
年輪のもようが残っているので,樹齢はおよそ400年ぐらいということがわかります。また,テリハボクは現在も亜熱帯~熱帯地方に生育することから,当時の,石川県は今よりもずい分暖かかったことが推測できます。

テリハボク(オトギリソウ科)とは

海岸に生える常緑高木で高さ25m,直径1mに達する。
防風林,街路樹,生垣などに植えられている。材は,板・家具・ボートなどに用いられる。
[分布]亜熱帯,熱帯:沖縄群島,八重山群島,小笠原,台湾,熱帯アジア・ポリネシア・ 北オーストラリア・マダガスカルなど 

« 一覧に戻る