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【京都市青少年科学センター】

ツチイナゴ

昆虫は,蛹や卵で冬を越すものが多いのですが,成虫のまま冬を越すものも案外多いようです。しかし,バッタの仲間で成虫のまま冬を越すのはツチイナゴだけです。どうやら越冬場所に選んだ花壇の枯れ草を突然刈りとられ,びっくりして出てきたようです。
見分け方のポイントは,わりと簡単で,頭から背中にかけて白い帯があること。背中の部分(胸部背面)に細かい毛がたくさんはえていること。目の下に色のついた部分があって,じっと見ていると涙を流しているように見えることなどです。



ツチイナゴ

トノサマバッタ

トノサマバッタなどと比べると,成虫が見られる時期がおそく,夏の間はまだ幼虫です。中秋をすぎたころ最後の脱皮をして成虫になり,そのまま草の根元などで冬を越し,翌年の春に活動します。




ツチイナゴ (幼虫)

幼虫のときは緑色をしているのですが,成虫になると茶色に変わってくるというのもおもしろい特徴です。 科学センターの屋外園にツチイナゴを探しに来てみませんか。

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