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【京都市青少年科学センター】

カイコと繭(マユ)うちわ

繭づくり

カイコは、卵から孵化するとクワを食べて育ちます(人工飼料も用いられています)。幼虫は脱皮を4回繰り返し、5齢幼虫になります。そして数日すると、体が透明な飴色になってきます。このころから糸を吐き、繭を作り始めます。頃合いを見計らって厚紙などでつくった枠の中に入れてやると、2~3日で1000メートル以上の糸を吐き、きれいな繭をつくります。

繭うちわづくり

糸を吐き出し始めた幼虫を、骨だけのうちわの上に置いてやるとどうなるでしょうか? 幼虫は、まわりに糸を引っかけるところがないと繭を作れません。そこで、仕方なくうちわの骨の上をあちこち移動しながら糸を吐き出していきます。こうして、糸でおおわれたうちわができるのです。
1枚のうちわを作るには数匹~十匹ほどの幼虫が必要です。また、幼虫は上に登っていく性質があるので、うちわを水平に置きます。うちわから落ちた幼虫は、こまめに拾い上げます。糸を吐き終わった幼虫は、飴色から白色そして褐色の蛹(さなぎ)へと変化していきます。繭ができなかったため、そのようすが観察できます。
カイコを飼育する機会があれば、このような繭うちわづくりをしてみませんか。

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