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【京都市青少年科学センター】

ミジンコ

ミジンコの採集と観察法

採集には、目の細かい金魚網やプランクトンネットを使います。たくさん集まっている場合は、水といっしょにすくうだけで採集できます。採集したミジンコを水の入ったビーカーなどに入れ、スポイトで数匹吸い取ります。スライドガラスの上に取り出し、顕微鏡で観察しましょう。
(ホールスライドガラスを用いるほうが観察しやすいようです。また、カバーガラスで覆わないほうが見やすいこともあります。倍率40倍程度から観察してください。)

ミジンコの観察

ミジンコの体は2枚の殻で包まれています。殻は背中でくっついて腹側では開いています。頭部には1個の複眼があります。触覚の先端が大きく2つに分かれていて、主にこれを使って泳ぎます。
消化管が体を貫き、その背後には波打っている心臓が観察できます。心臓の下には卵や幼生がいます。

ミジンコの発生

ミジンコは、普通は、雄なしで卵を作って増えていきます。卵は幼生になり、動き出すようになると親の体外に放出されます。ところが、冬が近づいて水温が下がったり、水質が悪化してくると雄が出てきて受精を行って耐久卵という卵を作ります。耐久卵は鞘の中に1~2個入っていて、乾燥にも耐えることができます。そして、風に運ばれたり、他の生き物の脚に着いたりして移動し、条件のよいところにいくと幼生が発生して増えていきます。

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