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【京都市青少年科学センター】

超簡単真空ポンプでペットボトル&空き缶つぶし

 100円ショップなどで売られている空気入れをちょっとした工夫で「超簡単・簡易真空ポンプ」に改造します。 それで「ペットボトルつぶし」や「空き缶つぶし」などの大気圧実験をおこなうことができます。

準備する物

  • 100円ショップなどで売られている押しても引いても空気が入るポンプ
  • ペットボトルのフタ
  • ドリル
  • ホットボンド

どうして空気入れが真空ポンプになるの?

 原理はとても簡単です。もともと「空気入れ」ですから先端から空気が出ます。その空気の半分は本体後ろの「空気吸込口2」から取り入れていますが,そこには空気の逆流を防ぐ弁がついています。したがって,その口にビニルチューブなどを取り付けるだけで簡易真空ポンプになるのです。今回はチューブなどを使用せず,空気入れに直接「ペットボトルのフタ」を取り付けて真空ポンプにします。

真空ポンプ製作方法


1. ペットボトルのフタにドリルで5mm程度の穴を開けます。

2. それをポンプ後部の空気吸込口にホットボンドでしっかりはりつけます。

 空気吸込口の形状により,フタのはりつけ方に工夫が必要なものもありますが,とにかく空気がもれないように穴の開いたフタをつければ完成です。

空き缶つぶしのためのジョイント部分(かぶせる部分)の製作

 350mlのアルミ缶などをつぶすには,炭酸系の500mlペットボトルの最も直径が大きい部分を,はさみできれいに切り取ったものを使います。

 切り取る部分は写真を参考にしてください。
ただし,缶によって直径が異なるものもあり,500mlのペットボトルも大きさがまちまちなので,うまく合うサイズをさがして組み合わせてください。
(ちなみに写真のビール缶には三ツ矢サイダーのペットボトルがピッタリ合いました。)


◆アルミ缶とかぶせたペットボトルにすき間ができてうまく空気が抜けないときは,セロハンテープなどを用いてすき間をとじるとうまくいきます。

実験 

ペットボトルつぶし


1. 真空ポンプのフタ部分にペットボトルを取り付けます。


2. ポンプを数回押し引きするとペットボトルはペシャンコになります。

空き缶つぶし

1. 空き缶(アルミニウム缶)の口に,ペットボトルを切ったジョイントを押し込みます。

2. それを真空ポンプのフタ部分に取り付けます。

3. ポンプを数回押し引きすると空き缶はつぶれます。



安全上の注意

  1. アルミ缶をつぶしすぎると,鋭利な部分ができることがあります。空き缶を取り外す時などケガに注意してください。
  2. 同じペットボトル(特に非炭酸系)を繰り返し何度もつぶすと,壊れて破片が飛ぶことがあるかも知れません。安全に「絶対」はありません。繰り返しの実験は数度にとどめ,たとえ1回でもごく間近で人に見せる必要がある時は保護メガネなどを掛けましょう。


参考文献

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