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【京都市青少年科学センター】

ヨードチンキで,ふしぎなお習字

準備する物

  • ヨードチンキ(普通に薬局で市販されているもの)
  • 紙(コピー用紙,広告用紙,ノートなど)
  • 筆2本(A液用とB液用)
  • ガラスコップ 2つ
  • 計量スプーン小(5cm3または5cc)
  • 計量カップ
  • ビタミンC(顆粒でも錠剤でもよい)


準備

A液:お習字用ふしぎ液の作り方


1. ガラスコップに水を100cm3入れます。

2. そこにヨードチンキ5cm3(5cc)を入れます。


B液:字消し液の作り方


1. もう1つのガラスコップに水を100cm3入れます。

2. ビタミンCを少量入れてとかします。
(顆粒ならば小さじ1杯,錠剤なら1錠)


方法

  1. A液のついた筆で,紙の上に,好きな絵や字を 書いて見ましょう。
    すると・・・
    ふしぎ?ふしぎ? 書いたところが青むらさき色に 変わります。 (紙の種類によって,色の様子が違います。)
  2. 書いた絵や字が,半乾きになるのを待ちます。
  3. B液のついた筆で,絵や字の上をこすって見ま しょう。
    すると・・・ またまたふしぎ? こすったところだけ,書いた 絵や字が消えてしまいます。
  4. 青むらさき色がよく出る紙や,色がまったく出ない紙もあります。いろいろな紙でためして見ましょう。


たねあかし

 水でうすめたヨードチンキは,小学校5年生の理科で用いる「ヨウ素液」と同じといえます。食べ物などに含まれている栄養素のひとつである「でんぷん」に「ヨウ素液」をつけると,青むらさき色になります。これを「ヨウ素でんぷん反応」といい,この反応を利用して,でんぷんをみつけることができます。

 紙に薄めたヨウ素液で絵や字を書くと,ヨウ素でんぷん反応があらわれ,書いたところが青むらさき色に変わることがあります。これはインクのにじみをふせぐために,でんぷんを含んでいる紙があるからです。でんぷんの含まれている量によって,青むらさき色の出方も違ってきます。いろいろな紙で調べてみると,おもしろいと思います。

 ビタミンCには,ヨウ素の色を消す働きがあります。これが色の消える秘密です。
そのため,ヨウ素でんぷん反応であらわれた青むらさき色も,B液のビタミンCと反応して消えたのです。 実験が終わった後でA液とB液を混ぜ合わせてみてください。ヨウ素液の茶かっ色が消えてしまいます。

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