砂岩や粘板岩は、花崗岩のマグマの高熱をうけるとホルンフェルスという岩石に変化します。
このような熱の作用によって、岩石がもとの岩石とは違った岩石になることを変性作用といいます。
では、接触変性作用とはどのような岩石の中で起るのでしょうか。
堆積岩の中にマグマが上昇してくる。マグマの温度は、700℃とか800℃とかの高温でした。
しかも、長い長い年月をかけて冷えていくまでの間、マグマの熱の影響を受けつづけます。
するとマグマの周辺部にある堆積岩は、その新しい環境にあった岩石へと変化します。
これは、ちょうど粘土を原料として陶磁器を作るときに軟らかかったものが、窯の中で熱せられて堅い器ができるのとよくにています。
粘板岩