〜八桝小学校の前を流れる川〜
上桂川(大堰川)の生き物たち
八桝小学校の池や水そうでは上桂川の魚などを育てています。どんなメンバーか紹介しましょう。
『 おもに川の中の上層から中層にいる魚たち』
「 ウグイ 」
大きくなると30pくらいになります。春から夏にかけてお腹のあたりがきれいなオレンジ色になり、卵を産みます。花背では、ユタと呼ばれています。
「 アブラハヤ 」
15〜 20pくらいの大きさでヌルヌルした感じの魚です。よくにた魚でタカハヤというのもいます。アマゴ釣りをしているとよく餌をとられます。
「 カワムツ 」
オスは大きくなると25pくらいになり、ウグイと同じようにお腹のあたりがきれいなオレンジ色に なります。何でも食べるのでよく釣れます。花背ではドンバエと呼ばれているようです。
『 おもに川の底の方にいる魚や生き物たち』
「 カマツカ 」
砂の中にもぐって目だけを出している おもしろい魚です。
砂の中の小さな生物を食べています。 昔は加茂川にもたくさんいて、食用にされていました。花背では
カマスと呼ばれているようです。
「ヨシノボリ 」
古くからゴリと呼ばれて 親しまれています。とてもたくさんいて 石の間をすばやく動き回ります。 天ぷらにしたり、つくだににしたり、だしをとったりします。大きさは5pくらいです。夏には石の下に とても美しい5oくらいの卵を産んで親が守っています。よく見るととても美しいもようがあります。水そうで飼うのはとてもむずかしい魚です。
「サワガニ 」
雨がふるとよく道にも出てきます。川の中にたくさんいて、春には小さな子ガニも見られます。学 校の水そうでも脱皮して大きくなっています。
上桂川にはこれ以外にもいろいろな魚や生き物がいます。よく見られるものを紹介しておきましょう。
魚では、 アユ、アマゴ、シマドジョウ、スナヤツメ、カジカ、アカザ
それ以外の生き物では、オオサンショウウオ、カジカガエル、カゲロウの幼虫、ヘビトンボの幼虫、カワゲラの幼虫、トンボのヤゴ、トビゲラの幼虫、カメ、イモリ、モリアオガエル、カワニナ、ホ タルの幼虫、ミズカマキリ