(平成19年度からの研究)研究主題
仲間と豊かにかかわりながら,自ら考え,自ら学ぼうとする子の育成
―算数・体育科学習を通して―
*主題設定の理由
本校では,激変する21世紀社会を自らの力で主体的に生き抜く子どもの育成を目指して,「自ら考え・学び,心豊かに,生き生きと活動する子どもの育成」を教育目標に掲げている。現在の子どもたちは,自然破壊や環境汚染がすすむ中,さまざまな情報や多様な価値観に振り回されたり表面的な物の豊かさに惑わされたりして,真に豊かに生きることができないでいる。社会や人とのつながりも希薄になり,自律と自立への適切な人間関係の在り方も見失われがちである。そんな社会の中,「主体的に生き抜く力」を支えるものは何だろうか。人は一人では生きていけない。仲間との豊かなかかわり・より良い対人関係を築くためのコミュニケーション能力こそが「生きる力」につながるものだと考えられる。
本校児童の中にも,社会の歪みの中で様々な課題を持たされ,本来の力を十分に発揮できていない児童や,他とのコミュニケーションがうまくとれないためにより良い友達関係を築くことができにくい児童が見られる。そこで,学校教育では,確かな学力を保障するとともに,子ども自身がしっかりとした問題意識を持ち,その問題解決のために創意工夫するといった主体的な学習活動の中で,互いを高めあえるよい仲間集団を築くことが必要とされる。
以上のようなことを踏まえ,本校では上記のような主題を設定し,算数科・体育科を通して自ら考え,自ら学ぶ力を育成するため授業改善を進めていく中で,主題に迫って生きたいと考える。
平成19年度 校内公開授業
6年「ならして考えよう」 4年「面 積」 1年「たし算(2)」

(平成13年度までの研究)研究主題
「問題解決を通して,自ら考え,自ら学ぶ力を身につける子」
−算数科を通して(基礎・基本を育て,評価問題で確かめながら)−
部会別テーマ
低学年部会…算数的な表現を使って,感じたことや考えたことを友だちにお話する子
中学年部会…自ら見通しをもち,いろいろな表現を通して自分の考えを深めながら
問題解決をしようとする子
高学年部会…解決の見通しを立て,表現することを大事にしながら,意欲的に
問題解決し,学んだ力を自ら確かめようとする子
「問題解決を通して」について(45分の授業の流れ)
子ども達にとって考える必要感が感じられるような問題場面を設定。
↓ 【内発的な動機づけ】
子ども達が問題場面を把握し,自ら考えるべき課題を見つける。
↓ 【解決の見通しをもつ】(学習課題の把握)
子ども達が自ら課題を解決する。(自力解決)
↓ 【自ら考えた学び方で,学び,考える】
学習集団で話し合い,問題解決に向けて練りあげる。
↓ 【コミュニケーション能力を育てる】(練りあげ)
評価問題【本時の目標に対応した問題】
↓・自力解決において,自分1人ではうまく解決できなかった児童に
対する問題
・もう既に自力で可能だった児童に対する問題
問題解決の成就感,新たな問題解決への意欲
↓
新たな問題へ
基礎・基本について
学習における基礎・基本
【読むこと】【書く・表現すること】【聞く・話すこと】【考えること】
算数科では…
【読むこと】・問題把握において既習とのちがいを読み取る。
・絵図や線分図や具体的な操作を通して,相手の考え,
思考過程を読む。
・具体に引きもどして読む。
・具体を通して,一般につながる読みをする。
【書くこと】・問題文を視写する。(考えながら書く)
・解決の糸口やアイディアを書く。
・問題を解いていく中で気づくことを書く。
・疑問や問いを書き記す。
【表現すること】・操作で表現する。
・図で,絵で表現する。
・式で表現する。
・言葉で表現する。
【聞く・話すこと】・相手の意図と自分の考えとを対比して聞く・話す。
・相手の考えと自分の考えをつなげて聞く・話す。
・相手の考えをもとに自分の考えを発展させて聞く・話す
・自分の疑問点を明確にして相手の考えを聞く・話す。
【考えること】・用いた手続きを支える原理法則を考える。根拠を考える。
・正しさを保証する。検証の方法を考える。
・適用場面を考える。
・条件と解決の過程を振り返る。
算数科における基礎・基本(繰り返して算数を学んで育てられるもの)
【見方】 【考え方】 【態度】
【見方】【考え方】…・数に対する豊かな感覚[数感]
・量に対するとらえ方・感覚[量感](概測とか…)
・図形に対する豊かな感覚・見方
【態度】…・より簡潔・明瞭に,分かりやすく表そうとする態度。
・より一般的に表そうとする態度。
右京南支部 自主研究発表会
平成13年11月27日(火)
公開授業 1年 「ものとひとのかず」
4年 「面積」
6年 「変わり方を調べて」
講演 鳥取大学教育地域科学部教授 矢部 敏昭氏
演題 「これからの算数教育」
2年「ふえたりへったり」 3年「何倍でしょう」 5年「同じものに目をつけて」
