平成18年度 9月実施

第1回目「学校評価」の意見や質問について

(多数頂いたご意見・質問の中で集約してお答え致します。)

 

@ 学校行事のお知らせについて

学校行事のお知らせが遅いという声を多数頂きました。運動会や日曜参観など主な年間行事予定は「5月の学校だより」でお知らせをしております。月々の予定は「学校便り」でお知らせしていますが,できるだけ早くお知らせするように致します。

 

A 学習発表会を今まで通りにしてほしかったという意見について

昨年度までは,学習発表会は全校が一堂に会して行うという形をとってきました。本年度はそうした形態はとらず,学年単位で普段の学習の様子を見ていただくというように考えました。

従来の学習発表会には,学習発表会としてのねらいやよさがありましたが,そのために費やす時間や労力も大きく,落ち着いて学習する雰囲気がそこなわれることもありました。そこで,学年で普段の学習を参観して頂くという形態に致しました。

 

B 学校は分かりやすく楽しい授業の工夫をしているのか

教職員の子どもへの関わり方や学習指導について多数のご意見を頂きました。

子どもにとって分かりやすく楽しい授業をすることは教師の使命です。「授業が勝負」とも言われています。そのために私たちは日々教材研究をしたり授業研究・研修等を進めたりしながら指導法の工夫や授業改善に努めています。これからも子どもたちの確かな学力の定着を目指して,教職員の共通理解を図りながら指導力の向上に努めてまいります。

 

C いじめ問題について本校の現状は

学校では,普段からあらゆる機会をとらえて「友達の気持ちや立場の考えられる子どもになろう」「違いを違いとして認めよう」という指導を行っています。いじめ根絶に向けて教職員一同,見逃しのない観察,早期発見・早期対応など迅速な対応を徹底しています。

しかし,集団生活をしている中では子どもたちのいろいろなトラブルがあるのも事実です。いじめは,どの子どもにもどこのクラスにも起こりうるものという認識のもとに,きめ細かな指導に当たっています。 

 

D 「学校開放日」の意図が保護者に十分伝わっていないという意見について

普段の教育活動の様子を広く知って頂くために,学校開放日を毎月およそ1週間程度設定しています。学校の取組についてはいろいろな機会にお知らせしていますが,学校開放はその方法の一つと考えています。

お気軽に学校参観にお越しください。

 

E 校門を開放していることは子どもの安全確保上で危険ではないかという意見について

本校は,数年前より子どもたちの登校後西門と北門は閉鎖し,正門は終日開放していました。本校は普段から学校が教育活動を行っている間もPTAや地域の各種生涯学習サークル等が活発な活動をされており,多数の保護者や地域の方々が学校に出入りされています。多くの方々の目が防犯の抑止力なっていると考えてきました。しかし,校門を開放していることで学校の安全が懸念されることも事実ですので,10月の後期開始から子どもたちが登校を終了した午前9時から校門を閉鎖し,小門より出入りすることにしました。(下校時刻まで)

12月からは小門もオートロック化を図り更に安全確保に努めることにしました。来校時にはインターホンで確認してお入りください。

 

F     登下校の安全確保について

昨年度,下校時の子どもたちの痛ましい事件が続発し,低学年の同一方向への下校はまとまってするようにさせていました。(12月〜3月)そのことによって子どもたちの安全は一定確保できましたが,放課後自由に遊べないとか担任による個別指導ができなくなる等,教育活動が制約を受けることもありました。

本年度は,低学年は担任が下校時に合わせてパトロールするという体制にしていますが,PTAでも,地域の各種団体の方々に「見守り隊」の依頼をし,それぞれに

パトロールをして頂いています。今後も子どもたちの安全のためにご協力頂ければありがたいと思います。

 

 

 

保護者の皆様の多数のご意見を頂きありがとうございました。集約した形でまとめさせて頂きましたが,皆様方から頂いたご意見を今後の教育活動に活かして参りたいと思います。

今後とも本校教育のためにご支援・協力よろしくお願いいたします。