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おりづる集会について
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 子ども達は修学旅行に出発する前、校区にある圓光寺にいきました。
 そこには、マレーシアの王族サイド・オマールさんの眠るお墓があります。オマールさんは戦争中、特別南方留学生として広島大学につれてこられていました。そのとき原爆により全身にやけどを負いながらも救助活動を行われました。そして、戦争が終わり帰国する途中京都で亡くなられました。
 6年生の子ども達はオマールさんの行ったこと、原爆の恐ろしさを学び、修学旅行ではオマールさんの住んでおられた興南寮跡で集会を行いました。

圓光寺の住職さんからオマールさんのお話を聞きました。オマールさんは原爆症のため京大病院で亡くなられたそうですが、マレーシアの風習でその人が亡くなられた場所にお墓をつくるそうです。お墓には武者小路実篤がオマールさんのために書いた言葉が記されています。
興南寮跡です。当時住んでおられた南方特別留学生の方が映っています。オマールさんがまだ若く背の高い方だったことがうかがえます。
子ども達によるおりづる集会です。全校におってもらった折り鶴を6年生がパネルにしました。黙とうとオマールさんの歌を歌い、平和への誓いをしました。