今年も6年生は、「福祉」について学習していきます。 学習のめあては、「いろいろな人々と交流し、福祉について追求しよう」です。 そこで子どもたちに、「誰と交流したいですか?」と尋ねると、「お年寄り、障害のある人、子ども、外国の人」と、たくさんの意見が出ました。 そして、今年もいろいろな人々と交流していくことにしました。 |
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地域の「年輪クラブ」の落合さんから、地域のお年寄りの生活や願いについてお話をうかがいました。 その中で、子ども達は、スカイクロスというスポーツに興味を持ったようで、「いっしょにやってみたい」という声がたくさん聞かれました。 最後に落合さんは、子どもたちに「みんながすぐにできることで、お年寄りにとってうれしいことはなんだと思いますか?」と尋ねられました。子どもたちは、いろいろかんがえましたが、残念ながら正解者はいませんでした。答えは、「あいさつ」です。 「これからお年寄りに道で会ったら、しっかりとあいさつをしたいと思います」と、たくさん感想に書いていました。 |
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菊の花幼稚園に保育体験にいきました。普段小さい子どもと接することが少ない子どもたちは、行く前からとても楽しみにしていました。 しかし、いざ子どもたちを目の前にすると、なかなか話しかけられずにいました。 すると、幼稚園児の方から、「遊ぼう」と話しかけてくれやっと交わることができました。 そして、おにごっこをしたり、ブランコをしたり、虫をつかまえたり、サッカーをしたりと、園児との交流を深めました。 初めはあんなに照れていた子どもたちも、帰るころには、「もう帰るの」「もっと遊びたい」など、なごり惜しそうにしていました。 最後に、「また来てね」と言われ、にこにこして帰ってきました。 「どうして子どもはあんなにかわいいのに、少子化になっているのか?」「幼稚園の仕事」など、調べたいことがたくさんでき、とてもいい体験になりました。 |
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「おおはら雅の郷」の方にお話を聞きました。おおはら雅の郷では、お年寄りのお家を訪問して、介護のお手伝いをする在宅サービスや、おおはら雅の郷に来た人の入浴やリハビリを手伝ったりする施設サービスをされています。他にも、おおはら雅の郷で暮らしているお年寄りが楽しく過ごせるようないろいろな行事も計画されているそうです。 また、施設の中には、お年寄りが安心して暮らせるような工夫が、たくさんあるそうです。 10月には、施設見学とお年寄りとの交流をするため、おおはら雅の郷に行く予定です。 |
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障害者スポーツセンターへ行きました。まず最初に、センターの方から、施設についてのお話をうかがいました。その後、クラスごとに施設の中を見学しました。プールに、トレーニングルーム、卓球場、図書室、体育館などいろいろな部屋がありました。 子どもたちが一番驚いていたのは、トイレでした。右まひ用。左まひ用、寝たままできるトイレなど、すべての人が使いやすいように、いろいろなトイレがありました。 子どもたちは、「近くにある施設なのに、全然知らなかった。」「今度、また来たいです」「すべての人が使いやすく、楽しい場所だと思った」など、いろいろな感想を持ちました。 これから、「車いすバスケをしてみたい」「利用者に、インタビューをしてみたい」など、次への課題が見つかったようです。 |
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修学院保育所に、保育体験に行きました。初めは、恥ずかしそうにしていた子どもたちも、小さい子どもに、「お姉ちゃん、お兄ちゃん遊ぼうよ」と言われると、うれしそうにしていました。30分経ったころには、子どもたちと、折り紙をしたり、読み聞かせをしたり、おもちゃで遊んだりとすっかり仲良しになっていました。 0歳児は、ちょうどお昼の時間だったので、ご飯を食べさせるお仕事を体験させてもらいました。「一口あげると、ずっとかんでいて、次のタイミングが分からない」と悩みながらも、先生方にアドバイスをもらいながら、うれしそうにしていました。 1歳児や2歳児に入った子どもは、「同じ事を何度もしてといわれて疲れた。保育所の先生は大変だな」という感想を持ったようです。他にも、「保育所の先生は、子どもが口で言わなくても、子どもの気持ちが分かっていてすごい」「体力のいる仕事だな」「子どもは、とてもかわいくてずっと一緒にいたかった」など、たくさんの感想がもてたようです。中には、「将来、絶対保母さんになる」と決意を固めた子もいたようです。 |
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修光学園・ホーリーランドへ行き、障害のある人と、仕事を通して交流させてもらいました。 陶芸・クラフト・クッキー作り・刺し子を体験させてもらいました。 刺し子は、障害のある人が、仕事をしやすいように、いろいろな工夫がされていました。 陶芸では、数々の賞をとったことがあるそうです。 子どもたちの感想の中に、「修光学園は、弱い人が大切にされる場所だと聞いて、そんなすごい施設がこの修学院にあるなんてとてもうれしかった。」「障害のある人は、私たちより器用でした。私が針で指を刺してしまったら、大丈夫と心配してくれました。とても優しくて、私も友達に優しくしたいと思いました。」など、たくさんの感想を持つことができました。 これから、「障害のある人が生活するのに、この修学院の町で困る場所はないか」「もう一度一緒に仕事をしてみたい」など、次への課題がしっかりともてたようです。 |
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学習交流会で、今までしてきた学習について、全校児童の前で発表しました。パワーポイントで、キーワードを示しながら、大きな声で分かりやすく発表することができました。1組は「お年寄り」について、2組は「子ども」について、3組は「障害のある人」について、発表しました。それぞれが体験して、気付いたこと、感じたこと、驚いたこと、うれしかったことなどを発表しました。 まず最初に2組が、子どもとの交流を通して、子どもたちと仲良くするためには相手の気持ちを知ろうとすることが大事だと、交流した感想も含めながら発表してくれました。 次に3組が、障害がある人もない人も、隔たりなく、みんなが楽しく暮らせる社会にしていきたいと、障害者スポーツセンターや修光学園での交流・体験をもとに発表しました。 最後に1組が、6年生は、すべての人が幸せに安心して暮らせるような工夫について、これからも体験したり調べたりしていきます。それが、「ぼくらがみんな幸せに生きていく」第一歩になると思っていますと、力強く締めくくってくれました。 |
老人ホームへ行き、お年寄りと交流しました。始めは、黙っていた子どもたちも、時間がたつと、楽しそうにお話をしていました。核家族化が進み、お年寄りと接する機会の少ない子どもたちにとって、とても貴重な体験となりました。 また、入浴体験もさせてもらいました。実際に体験することにより、いろんな発見をすることができました。 |
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北総合養護学校の6年生と、テレビ会議をしました。養護学校についてのお話をいろいろと聞かせてもらった後、1クラスだけ、実際に見学に行きました。そのほかの2クラスは、テレビ会議で交流の様子を見ました。 |
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子どもたちの安全を守るために、地域ではどのような活動をしてくれているのか、PTAの方や、少年補導の方、中学生にインタビューをしました。子どもたちは、インタビューを通して、「自分たちは多くの人に見守られて、地域で安全に生活することができている」ということに気づくことができました。 | |
きららフォーラムでは、自分たちが調べてきたことを、多くの地域の方に伝えることができました。「自分たちは地域の一員として、何ができるか」についても、地域と方と意見を交流することができました。 |