地域紹介


北野天満宮

 









 北野天満宮というと,「菅原道真公」がすぐに思い浮かぶと思います。全国で天満宮と名のつく社は12000社にもなると言われていますが,北野天満宮はその宗祀となります。942年にまで歴史をさかのぼることができます。平安時代に,政治の争いの中で亡くなった菅原道真公の御霊をこの北野天満宮に祀ったといわれています。学問のよくできた菅原道真公は,学問の神様ともなり,天満宮は今では受験生の願いを受けて,受験のシーズンになると,合格を祈願した絵馬がたくさん奉納されています。 
 境内の一部は,梅園として整備されており,早春にはたくさんの観光客が訪れています。道真公の忌日にあたる2月25日には梅花祭が行われています。毎月25日には,「天神さん」といって,天満宮の境内には,いろいろなお店が出て,とてもにぎわっています。ぶらぶらと歩くと,古道具屋さんなどでお宝が見つかるかもしれませんね。
また,毎月10月1〜4日に,「ずいき祭」と呼ばれるお祭が行われます。収穫した穀物や野菜などで神輿をかざって,自然の恵みに対しての感謝を表す,地域の農業祭として,古くから受け継がれてきたものです。
現在の天満宮の本殿は国宝となっています。社殿はたびたび火災に合い,現在の社殿は1607年に造営されたものをもとにして,その後修復されたものです。
 又,豊臣秀吉の開いた「北野大茶湯」を催した所でもあります。当時,茶の水を汲んだと言われる「太閤井戸」が,参道東側の駐車場の中にあります。重要文化財に指定されている中門(三光門)や,境内の西側に残る「お土居」などがあり,本校児童の総合的な学習や生活科の学習でも,いろいろとお世話になっています。皆さんも,ぜひおいで下さい。天満宮の東門をまっすぐに東に進むと,翔鸞小学校の正門が左手に見えるはずです。


千本釈迦堂(大報恩寺)

 正式な名称は大報恩寺といいます。1227年に求法上人義空が創建したと言われています。応仁の乱や1730年の大火で,伽藍などは焼失しましたが,本堂は,創建時そのままの姿で残っており,洛中の中では最古のものとして,国宝に指定されています。本寺には鎌倉時代の有名な仏師の作品が多く残っており,霊宝館に展示されています。
 
 また,12月7・8日には,厄除けの大根を振舞う「大根焚き」が行われ,冬の風物詩となっています。
さて,本寺には「おかめ」のお話が伝わっています。建造当時に棟梁をしていた夫が,はしたの1本を短く切りすぎて困り果てていた時に,妻であるおかめが「短く切った柱に合わせて,他の柱も切ればよい」と言うアドバイスを夫にしたのです。そのアドバイスのおかげで,無事建造することができましたが,おかめは夫の不始末をヒミツにするために,自ら命を絶ったと言われています。境内には,「おかめ塚」や「おかめの像」があります。
 これだけお話をすれば,ぴんと来る人も多いと思うのですが,まだ「?」という方のために,もう少し説明しましょう。家の棟上をする時に,おかめの面を飾っているでしょう。あの「おかめ」さんなのです。という訳で,おかめ伝説に伴い,全国の大工さんたちを初めとする建築関係者の参詣も多いようです。2月のおかめ節分には,他府県からもたくさんの人がこられます。