相談支援 1
対人援助としての支援の考え方はまだ新しく、支援する側も支援を受ける側もその考え方をよく理解していない場合があります。
駅の階段でおばあさんが大きな荷物を持って座っていました。
通りかかったあなたはどうしますか。
「荷物をもって、階段を一緒に上ります」
支援のまえに
1 おばあさんは、荷物をもって階段を上ろうとしていたのでしょうか。
そこでだれかと待ち合わせかもしれません。
「その人が何をしようとしているのかを確かめて、
それに向かって「支援」することです。」
2 おばあさんは、運べそうにない重い荷物だったとしても、
助けをかりずに自分で運ぼうと考えてはいないでしょうか。
「少し見守って、ムリそうに見えてから、
「お持ちしましょうか」と「支援」の声をかけるのがいいでしょう。」
そのときは必要ないと思っても、
すぐそのあとで支援が必要となることもありますから、
しばらく見守ることも必要です。
3
おばあさんの重い荷物をあなたは運べますか。
あなたにとって重すぎたらどうしますか。
「できる人を探さなくてはなりません。持てないものをムリに運んで、
途中で壊してしまっては大変です。」
何ができて、何ができないか。できないときはだれがそれをできるか。
支援の専門職は、これをベースに、支援携わります。