情報印刷で行っている実習は、「専門教科」の学習の一つですが、実社会と同じように実際の印刷物作製作業に取り組んでいます。そこで、「専門教科・情報印刷」を「印刷工房白河」という愛称で呼んでいます。
授業では、作製作業だけでなく、お客様からの受注・印刷物の作製、校正、印刷、検品、納品、金銭処理などすべてを行います。企業等での現場実習と併せて実体験から社会での生活や働くための多くのことを学習しています。
受注ではお客様のご要望をお伺いするとともに製品についてのご説明を行います。版下を作製し、FAXやEメール・郵便を利用して校正をお願いし、その校正に応じて修正してご要望通りの製品を作製します。印刷をした後は、一枚一枚丁寧に検品を行い納品書を作って納品の準備をします。納品は京都市内であれば直接お届けします。遠方であれば郵便や宅急便を利用します。納品の際には実費程度の代金を頂いています。領収書をお渡ししたり、頂いたお金を台帳を付けて処理をしたり、銀行も利用します。そのような活動を通して、社会で生活する力、働く力を身に付けていきます。
コンピュータで版下を作製し、プリンタで印刷を行います。
お客様よりご注文をいただいた、名刺やパンフレット、チラシ、会報、はがき、プログラムやポスターなどの作製を教材として専門教科の授業で学習しています。学校や教育委員会をはじめ、地域や企業の方々からもご注文をいただいています。専門の印刷業者に比べると印刷内容に制限があり、時間もかかりますが、「きれいな製品作り」「気持ちの良い対応」を心がけて学習しています。
また、印刷物の作製だけでなく、授業で使用する用紙類の作製や、顧客名簿作成・金銭管理をコンピュータで行い幅広くコンピュータを活用できるように取り組んでいます。

お客様からご注文いただいた名刺を、昔ながらの印刷方法である活字を使った活版印刷で作製しています。活字を一つ一つ探し出し、手作業で版組みを行い、手動の活版印刷機を使って一枚一枚印刷しています。
用紙は様々なものが利用できますが、主に自分たちで漉いた牛乳パックの再生紙を使っています。
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