本校は,平成4年4月1日,豊園・開智・有隣・修徳・格致の5小学校が統合して開校した学校である。この統合により,おおむね,北は四条通,南は五条通,東は鴨川,西は堀川通に挟まれた範囲が校区となり,まさに『洛央』の校名が示す通り,京都の中心部を網羅する広い校区となった。 四条通り・河原町通りは京都の中でも最も商業の盛んな地域で,百貨店・銀行・証券会社などをはじめ,大小さまざまな店が軒を連ねている。また,烏丸通りは企業や銀行も多く,朝夕はサラリーマンやOLが通りを埋めるオフィス街を成している。一歩小路へ入ると,古くからの伝統産業の店も多く,仏具・扇子・呉服など京都ならではの店がたくさんある。 地域の学校に対する思いは強く,統合については,21世紀を担う子供たちのことを思い,「断腸の思い」で決意をした。それだけに「洛央小学校」に対する期待も大きく,自治連合会を中心に地域の支えも大きい。
昭和63. 2. 教育委員会より冊子『学校は今…』を地元・保護者に配布。 |
昭和63. 3〜5 各自治連合会を中心に検討委員会を設置。 |
平成 3. 2.8 6学区自治連合会(臨時総会)において統合を決議。 |
4.26 豊園・開智・有隣・修徳・格致の5小学校統合の要望書を教 |
育委員会へ提出。 |
5.15 教育委員会が受理し統合が正式に決定。 |
5.20 校名の公募を開始。 |
7.19 校名は地元案『洛央小学校』と決定。 |
7.26 校名の要望書を教育委員会に提出。 |
9.19 市会で平成4年4月1日から『洛央小学校』として開校する |
ことを決定。 |
10.8 校章を決定。 |
10.11 校歌の公募を開始。 |
12.12 校歌を決定。 |
平成 4. 3.31 5小学校と豊園幼稚園を閉校・閉園。 |
4.1 『洛央小学校』設置。 |
4.3 開校式挙行。 |
11.23 新校舎起工式。 |
平成 5.1.22 学校統合中間報告会。 |
11.26 学校統合二年次報告会。 |
平成 6.8.29 新校舎竣工式。 |
9.1 新校舎での学習を開始。 |
平成 7.1.30 協力指導報告会 |
平成10.10.30 フロンティアスクール推進事業研究発表会 |
平成11年 文部省・京都市教育委員会「伝統文化教育推進事業」研究指定 |
11.17 フロンティアスクール推進事業研究発表会 |
平成12.12.8 文部省・京都市教育委員会「伝統文化教育推進事業」研究発表会 |
平成13.5.19 創立10周年記念式典・祝賀会 |
11.30 京都市教委「21世紀の学校づくり推進事業(奨励校)」研究発表会 |
平成14. 文部科学省「学力向上フロンティア推進事業」研究指定を受ける |
(14〜16年度) |
京都市教育委員会「21世紀の学校づくり推進事業」研究指定を受ける |
(14〜16年度) |
11.8 「学力向上フロンティア」並びに「21世紀の学校づくり」事業研究発表会 |
平成15. 文部科学省「理科大好きスクール事業」研究指定を受ける |
(15〜16年度) |
平成16.4.20 学校・家庭・地域で児童を守る「学校安全ボランティア」の取組の本格実施 |
11.26 文部科学省「理科大好きスクール事業』<2年次>,「学力向上フロンティア推進 事業」<3年次>, 京都市教育委員会「みやこ学校創生事業」<3年次> 研究発表会 |
平成17.4. 文部科学省「コミュニティスクール推進事業」(17〜18年度),「理数大好きモデル 地域事業」(17〜19年度)研究指定を受ける 京都市教育委員会「学校運営協議会の運営に関する実践研究」(17年度) 「みやこ学校創生事業(キャリア教育)」(17年度)研究指定を受ける |
6.20 文部科学省「スクールミーティング」を実施 |
10.13 学校運営協議会「洛央いきいきコミュニティ」発足 |
11.22 上記研究指定事業 研究発表会 |
平成18.4. 京都市教育委員会「みやこ学校創生事業(キャリア・起業家教育)」(18年度) 研究指定を受ける |
11.10 学校運営協議会をはじめとした「地域ぐるみの開かれた学校づくり」などの取組に 対して,京都市教育委員会より「教育功労者表彰」受賞 |
11.25 キャリア教育の取組に対し「文部科学大臣表彰」受賞 |
12.8 上記研究指定事業研究発表会 |
平成19.1. 豊臣秀吉の「茶の湯の名水『豊園水』」を太陽光発電システム(贈 京セラ)により 復活 |
4. 京都市教育委員会「みやこ学校創生事業(生き方探究教育)」(19年度)研究指定 を受ける |
5.12 豊臣秀吉の「茶の湯の名水『豊園水』」復活記念『洛央大茶会』開催 |
10.20 京都市教育委員会より「京都市子ども読書活動実践校表彰」受賞 |
11.16 上記研究指定事業研究発表会 |