朝の徳林庵です。早くからタクシーで六地蔵めぐりをしている人がいました。
約400年前に南禅寺雲英禅師が開創しました。徳林庵の本尊は,木造地蔵菩薩立像
で,高さは2.6m。明治14年に彩色されましたが,平安時代後期に制作されたものです。

六地蔵めぐり


    京都市の街道口にある六体のお地蔵さんを巡拝する伝統行事。
   平安時代の末期、後白河天皇が平清盛に命じ、王城守護などを願って、
   都の入り口に六ヶ所に六角堂を建てて一体ずつ分置した。「まわり地蔵」
   と名付けたのが始まりといわれる。各寺で授かる五色の「御幡」と呼ばれ
   る札を玄関につるすと御利益があるといわれています。

    四ノ宮にある山科地蔵(徳林庵)は六ヶ所の一つで,毎年8月22日・23日
   「京の六地蔵めぐり」がはじまり,昼夜にわたって賑わいます。

徳林庵

 六角堂の扉がひらき、地蔵菩薩に多くの参拝者が並んでいました。
また,四ノ宮から山科まで旧三条通りに露天が並び,たくさんの人で
賑わっていました。この2日間は,車も通行止めになります。