車石を知っていますか

 
   学校の50周年j記念碑の横に車石が3つあります。車石って知っていますか。
  車石とは,江戸時代中後期の車道に敷かれていた敷石です。溝があることから
  輪形石とも呼ばれています。車輪の幅に合わせて二列に並べられ,中央が牛の
  通る砂利道になっていました。京都周辺の三条街道(大津〜三条大橋) 竹田
  街道(東洞院塩小路〜伏見) 鳥羽街道(千本九条〜下鳥羽)の車道に敷かれ
  道がぬかるんでも車輪がめり込まないようにしていました。明治以降の道路の
  改修工事の中でその敷石は取り除かれ,道路の溝石や側壁,民家の石垣や,
  縁石,庭石,車よけ石などに転用されてきました。
   車石の七不思議といって,わからないことがたくさんあるそうです。
   四ノ宮の地蔵堂にもありますよ。一度確かめてみましょう。