学校長からのお便り4月号

若葉風 ひたいの汗に ランドセル

                                  

音羽に住む,ふるさとに住む

 音羽小学校のホームページで“音羽の自然と歴史”という記事を連載しています。
 第一回は北門横にあるさくら(京都市学校名木百選) 以後 「正門の車石」「音羽山」「音羽川」と続いています。(次号は「岩坐」イワクラ)
 音羽地域には旧東海道・奈良街道・渋谷街道など主要な道路が通っていました。現在も国道一号線や大津バイパス,三条通りと交通の要衝でもあります。
 要衝であることはそれだけ人々が集まり,文化も発展してきた地域です。歴史のある神社仏閣や地域遺産が数多く残っているのもその名残です。 
 また,それゆえに地元の皆さんがこの地域を愛し,大切にされているのです。
 学校に対する思いも大変大きいものがあります。子どもたちの毎日の登下校や地域での生活を見守ること・学校行事や学校の様々な活動(5月には,交通安全教室・田起こし田植え・部活動・見守り活動など)に参加し,協力をしていただいているのもその現われだと受け止めています。
 こういう素晴らしい環境の下で生活ができる子どもたちはとても恵まれています。地域に育まれ,すくすくと育っています。そして,この子どもたちがやがては大きく成長し,音羽の文化や歴史を引き継いでくれることを願っています。

 さて,本校の学校運営協議会は3年目を迎えます。今月には今年度第一回目の理事会を開催し,活動計画を立て,進めていきます。自治連合会をはじめ各種団体,PTAが参画した学校運営協議会が,音羽教育を支えると共に,地域ぐるみの教育を推進する中心となります。保護者の皆様や地域の皆様の積極的な参加をいただきながら,学校作りを進めていきます。また,この活動が地域つくりにもつながっていくことにもなります。今後ともご支援・ご協力をよろしく,お願いいたします。



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