学校長からのお便り5月2号人権月間にちなんで


 もう,こんなことを言う先生も,大人もいないでしょう……。
「男の子だから,…」「女の子だから…」と言う考え方が,「性別による固定的役割分担や偏見等」につながり,社会通念や慣習のなかで,社会によって作り上げられた「男性像」「女性像」を強いることになると指摘されて,随分と月日が経過しています。
 でも,子どもたちと接っするなかで,ふとこのような言葉を発してしまったり,心の中に多い浮かんだりするということを耳にすることがあります。
 みなさんのご家庭ではどうでしょうか。

 京都市では学校における人権教育の課題の一つとして,男女平等教育について「男女問わず等しく個性ある人間として尊重し,能力を発揮できる資質や能力の基礎を培う。」と掲げています。
 本校においても,男女平等教育を位置づけ,学級指導・学級活動や道徳の時間に児童と共に学習していく機会を設けています。また,教職員の研修として夏季には講師を招いての学習会を,そして,9月には授業を伴う研修を実施し,理解を深めるとともに,実践力を高める計画を立てています。



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