あじさいや 蝶あつまりて 毬となり
あじさいや ちょうあつまりて まりとなり
さて,
この花は,何という花かご存知でしょうか?
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「忍冬」
夏休みを前に 言葉の力を。
「忍冬」と書いて「すいかずら」と読む。
言葉の響きがいいし,文字もいい。「冬を忍ぶ」「冬に忍ぶ」ということか。
「寒く厳しい冬を雪の下で堪え忍び,春になると芽生え,花を咲かすのか」また,「子どもたちが成長していく姿,私たちの日常生活とも重なる」と思いを巡らしもする。
この間,子どもたちは様々な学習をし,たくさんの活動を体験し,知識を増やし,経験も積んできた。四月の頃と比べて体も心も成長し,「考える力」も伸びてきたことだろう。
その中でも,「言葉の力」がどれだけついたのか気になるところ。
私たちの生活は言葉,つまり言語を介することで,より豊かに濃密になる。言葉があるから,感じ・考え・想い,そして行動できる。
「たくさんの言葉を知っている。」「それらを自由自在に使いこなせる。」「自分の思いや考えを相手に伝えることができる。」こんな力を子どもたちは育んできたことだろう。「言葉の力」をこれからも育て続けることが子どもたちには必要。
ところで,「忍冬」,季語では「夏」にあたるとか。冬を耐え,春に芽吹き,初夏に可憐な白い花をつける。
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忍冬 すいかずら |