温暖化防止

              
        温暖化防止へ林業振興を」 

 
地球温暖化防止に林産業などが果たす役割について検討していた「林産業など、と地球温暖化に関する検討会」は4月24日、最終報告をまとめた。
森林を「重要な炭素の吸収源・貯蔵庫」と位置づけ、植林や間伐など森林の整備と木材の利用推進を一体的に進める「新たな循環型のシステム」の普及・定着が必要と提言した。
同検討会は97年12月京都で開催された。「地球温暖化防止条約締約国会議」で温室効果ガスの吸収源として森林を積極的に評価した。「京都議定書」が採択されたのを受け、森林・林業が地球温暖化防止のうえで果たす役割を明確にするとともに、今後とるべき具体的方策を検討していた。
同検討会が提唱した「新たな循環型システム」は、大気ー森林ー木材ー大気と炭素が循環するシステムのこと。これまでの化石燃料に大きく依存する非循環システムから森林木質資源を代替エネルギーとしたシステムに改める。

  *「森林・林業・林産業と地球温暖化に関する検討会」 より抜粋          



            

戻る