2005年 研修旅行報告

次から次へと慌しい一週間でしたが、日本と違うブルノの町並みに新鮮さを感じ、シェーンブルン宮殿の荘厳さに心を奪われと、一生忘れることができないような風景に出会いました。

また、コンサートは、地元の方々の温かい笑顔と拍手に支えられ、大成功でした。

音楽をする楽しさを知り、音楽に対する思いがより強くなりました。将来への新たな希望を見出せたような気もします。

旅行を支えて下さった先生方、添乗員のKさん、教育委員会のOさん、そして保護者の皆様、こんなにも素敵な経験をさせていただいてありがとうございました。とても感謝しています。

研修旅行委員長 Y.K

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6時過ぎの京都駅。

早起きには慣れている生徒たちですが、

さすがにこの日は眠そうな顔をしていました。

これから646分発のはるかで

いざ関空へ!

KLMのカウンターでの

搭乗手続き待ち。


スーツケースを預けて搭乗手続きを済ませ、

手荷物検査場へ移動する前に

集合写真を一枚。

「ペットボトルも調べられるの?」と言いつつ、

無事にみんな手荷物検査と

金属探知ゲートを通過。

出国審査ではドキドキしながら一人ひとり

パスポートに出国スタンプを押してもらいました。

搭乗開始を待つ間、これから搭乗する後ろの

青い飛行機(KLM868便ボーイング747-400

をバックに、記念撮影する

生徒たちがたくさんいました。


12時間フライトの始まりです。

機内ではイスラエルの人たちと、

身振り手振りで会話する生徒もいました。

イスラエルのピアノの先生とも巡り合って、

ひとしきり音楽談義で盛り上がりました。

イスラエルの先生「難しい曲(JAMUのレッスン用に持って

行く曲のこと)を弾いていて、みなさん才能のある音楽家の

卵たちばかりですね。」

引率H.O「ありがとうございます。みんな、音楽の大好きな

優秀な生徒たちです。」

イスラエルの先生「(JAMUでの)マスタークラス(レッスン

のこと)で、良い経験を積んで欲しいと願っています。」

引率H.O「私も同感です。」

イスラエルの先生「みなさんと知り合えて嬉しかったです。

良いご旅行を!」

生徒たちとも、ピアノの話しをいっぱいしてくれた

楽しいイスラエルの先生でした。


日本を北上して北極圏を通り過ぎ、

スカンジナビア半島に差し掛かりました。

いよいよヨーロッパ大陸です。

アムステルダムのスキポール空港に、

予定より1時間早く到着しました。

スキポール空港では、5時間の乗り継ぎ待ち。

写真は空港内を探検する各班。

クリスマスシーズンに合わせて、空港内の

各所にきれいな飾りがほどこされていました。

スキポール空港内の自動両替機で、

日本円をユーロに両替すべく挑戦中です。

「私、スペイン語で両替した!」

「私はロシア語!」

画面に表示される言葉の意味が分からなくても

両替できるんですねぇ。

日本で自動販売機に慣れているせいでしょうか?

さすがに疲れて、

ソファーでまどろむ姿もチラホラ。

ようやくウィーン空港到着です。

現地時間16日の22時。

日本時間では17日朝6時なので、

ほぼ徹夜状態で約10,000Kmを移動しました。

ホテルについて、豪華な内装にみんなびっくり。

シャンデリアの下でさっそく記念撮影する生徒も。

ルームキーをもらって、

すぐに各自の部屋へ移動。

ベッドで横になるやいなやzzzz

ホテル入り口で見つけた、チラシ。

20()に行われる

我々のバンケットコンサートの

チラシが貼ってありました。

このチラシに気がついた生徒は、

少なかったようです。

1117()

朝、ブルノへ移動する前に、

シェーンブルン宮殿を見学。

まず建物外観の美しさと

壮大さに感動。

あちらこちらで歓声が。

シェーンブルン宮殿の中は

撮影禁止なので、目を瞠る生徒たちを

このページにアップできないのが残念です。

内装の豪華さにみんな声も出ず、

そしてハプスブルグ家が積み重ねてきた

歴史の重みをずっしり感じました。

シェーンブルンを後に

一路、チェコのブルノへ。

ウィーンから約200Km北上します。

途中の国境では、係官がバスの中に

入ってきてパスポートをチェックし、

無事に通過することができました。

お昼ごはんはブルノ市内の

グランドホテルブルノで、

パスタ料理を食べました。

昼食を食べた

グランドホテルの天井。

なぜか懐かしい感じがしました。

昼食後、ヤナーチェク音楽院(JAMU)へ移動し、

国際交流担当のKonarkova先生から

歓迎の挨拶と練習室の使い方の説明を

受けた後、明日から始まるレッスンに備えて、

3時間ほど各自の練習開始!

JAMUの練習室を借りて、久しぶりに練習。

まず、練習室の響きの良さに驚き。

日本とヨーロッパの違いを、

身をもって体験した瞬間です。

明日は10時からレッスンが

開始されます。

みんな緊張した面持ちで

練習しています。

右の写真はJAMUの控室から見た

ライトアップされたシュピルブルク城です。

この日は18時に練習を終了し、

既に荷物の届いているホテルへ移動しました。

1118日(金)

今日と明日は、

ヤナーチェク音楽院で、

各自のレッスンが行われます。

レッスンでは、外国語学科で学ぶ

大学生たちが、日本語または

英語の通訳のお手伝いに

来てくれています。

自分のレッスンを終えて

控室へ戻ってくるなり

「もう一回、受けたい!」

と、叫ぶ生徒がたくさんいました。

今日のランチボックス。

かれこれ9年続いている研修旅行で、

初めて(?)三角のサンドイッチが登場。

日本とはちょっと違う味でしたが、

みんなしっかり食べていました。

箱の中の緑色の物は大きなキューリです。

音楽院の控室。

ここで休憩したり、

食事をとります。

ヤナーチェク音楽院の大きな玄関。

(通行人とドアを比較してみて下さい!)

中央のドアを入ると左手に守衛室、

右手にヤナーチェクの胸像があります。

3回予定されている散策出発時間と、

自分のレッスンスケジュールを考えて、

ブルノ散策に出発!

散策2回目となる生徒が、

ガイドを務めてくれています。

なかなかのガイドぶりだったとか。

伝説のドラゴンとして有名な

旧市庁舎のワニ。

なぜか、有名なワニの前ではなく、

車輪の前で記念撮影している生徒。

ブルノは、首都プラハに次ぐ

チェコ第2の都市で、

人口は40万人。

この静かな佇まいの町を大好きになる

生徒が、毎年たくさんいます。

今日の夕食は宿泊先のホテルで。

肉料理の付け合せには、

ライスがついていました。

1119()

昨日に引き続いてレッスンと

ブルノ散策が午前中に

行われました。

JAMUの掲示板に貼られていた

11月のコンサートスケジュール表。

赤の斜線が引かれた上の行に

音高生徒によるコンサートの内容が

書かれていました。

上のポスターが

我々のコンサートポスター。

JAMUの控室窓から北西方向の

パノラマ撮影を試みてみました。

画面右端はコメンスキー教会。

お昼ごはんを食べたら

午後からコンサートのリハーサル。

研修旅行最初のコンサート本番が

18時から行われます。

今日のお昼ご飯は

サンドイッチと菓子パンです。

ただ今、セッティングの確認中

リハーサル前には、やることがたくさんあります。

ホールの美しい響きに誘われて、

歌いだす生徒。

すごく気持ち良さそうに歌っていました。

(歌っているのは声楽の生徒ではありません)

JAMUホールの客席

壁の色合いが、太陽の光と

照明の光とで変わります。(↓)

いよいよ、研修旅行最初の

コンサートへ向けた

リハーサルが始まりました。

写真は「ソーラン節」のリハーサル。

平田あゆみ先生作曲

「満月の夜の猫の歌」のリハーサル。


アンコールで歌うモラヴィア地方の民謡

Tancuj, tancuj, vykrúcaj”

振り付けを確認しています。

今日の夕食

サンドイッチ2種類と洋梨・キウイと、

旅行速報で登場した…

この大きなピーマン!

写真では分かりませんが、

縦半分に割った肉厚で巨大なピーマン

(パプリカ?)が、2枚重なっています。

味は甘くて美味しかったのですが…


本番用の黒服に着替えて、

ピアノリサイタル(?)

会場:男子控室

曲目:バッハ/インヴェンション 他

出演:男子生徒(ピアノの生徒ではありません)

18時にコンサート開演。

冷え込んだ夜でしたが、

たくさんの方々に

来てもらうことができました。

 

声楽DUO

ヴァイオリン独奏

ピアノ連弾

独唱

声楽DUO

2本のトランペットと打楽器アンサンブル

独唱

オーボエ独奏

コンサートの画像を追加しました。

ご覧下さい。

Fl, Ob, Pf トリオ

ピアノ独奏

Vn, Cl, Pf トリオ

合唱

ブルノの人たちから暖かい拍手をたくさんいただき、無事にコンサートを終えることができました。

コンサート開催にあたっては、たいへん多くの方々にお世話になりました。

この場をお借りして、あらためて感謝申し上げます。

1120()

チェコを出国する前に、ちょっと休憩。

この後、チェコ出国・オーストリア入国です。

生徒のOさんが、全員を代表して

入国審査を受けました。

写真では分かりにくいのですが、

オーストリアへ入ると、そこは雪国。

ドナウ川

無事にウィーンへ到着しました。

有名なモーツァルト像の前を通って

昼食場所のレストランへ

今日のお昼は、ウィーン名物

ウィンナーシュニッツェル

ケルントナー通り近くの

レストランの2階で昼食。

トンカツに近い料理なので、

日本食が恋しくなった人もいました。

最後はチョコレートケーキ。

付け合せは、生クリーム。

食後、ケルントナー通を歩いて

シュテファン寺院まで。

シュテファン寺院の尖塔が見えると

みんなその壮大さにびっくり。

写真を撮ろうと思っても、全体像が

なかなかフレームに収まらず

みんな苦労して写真を撮っています。

カメラを普通に構えると

こんな感じになってしまって

全体が撮れません。

入り口の前では、チラシを配っていた

おじさんが日本語で「花」を歌いだし、

生徒も一緒に、合唱が始まりました。

シュテファン寺院の中では、生徒たちも

静かに、敬虔な気持ちになって

寺院内を見学しました。

寺院の中を見上げて「すごい…(絶句)」

今夜は宿泊先の

ホテルバンケットでコンサート。

およそ50人くらいのお客さんに

来ていただくことができました。

後で聞く所によると、どこかのコンサートホールの

副館長さんも聴きに来てくれていたとか。

ピアノ連弾

二重唱

Fl, Ob, Pf トリオ

ピアノ連弾

二重唱

Fl, Ob, Vn, Pf 四重奏

ピアノ連弾

ピアノ連弾

最後に全員で合唱。

写真は富山民謡「むぎや」の合唱。

コンサートの途中に急遽ピアノの調整を

行ったりと、予定外のこともありましたが、

生徒たちは一生懸命に演奏し、

お客さんも一つひとつの演奏を

真剣な面持ちで聴いてくれました。

写真は京都のわらべ歌「虹の橋」と

Come Ye Sons of Art」を歌っている所です。

全員が舞台を降りても拍手が続き、

締め括りに、みんなで「Danke Shön!」

今夜はホテルで夕食。

明日はいよいよ研修旅行

最後のプログラムが、

目白押しに並ぶ一日です。

1121()

朝食後、小雨の降る中を

ウィーン市庁舎前のクリスマス市場へ。

まだ開いていないお店もありましたが、

音高生貸切のような広場で

お土産を探し回りました。

目移りして、選ぶのに一苦労です。

お菓子屋さんもありました。

クリスマス市の後は、

7班に分かれてルートや目的場所を

事前に調べ、ケルントナー通り周辺で

班別研修を行いました。

オペラ座近くのJALUXを起点に、

それぞれの方向へ出発。

オペラ座近くのお店で買い物を済ませた班。

アルベルティーナ広場で。

班別研修の後、

ホテル近くのレストランで昼食。

昼食後、Hauw Wieden

演奏と交流を行いました。

司会のY君の挨拶後、演奏開始。

100人以上のお年寄りに、

演奏を聴いてもらうことができました。

フルートトリオ

重唱

クラリネット重奏

ピアノ連弾

最後は合唱。写真は「ソーラン節」。

日本の民謡や童謡を中心に、

聴いてもらいました。写真は「ほたるこい」。

「三つのわらべ歌」

「満月の夜の猫の歌」

合唱後に、剣玉やお手玉を披露し、

紙風船と折り紙、あやとりを持って

各テーブルへ行って交流開始。

紙風船と折鶴を一人ひとりにプレゼントしました。


アッと言う間に、溶け込んでいった生徒たち。

言葉はなかなか通じませんが、

身振り手振りでコミュニケーション。

お年寄りの、生き生きとした

楽しそうな表情が印象的でした。

折り紙の本持参で、

折り方を教えていた生徒もいました。

「本当のおばあちゃんといるみたいだった」

と、感想を言ってくれた生徒もいました。


楽しいひと時でしたが、アッと言う間に

ホテルへ戻る時間となってしまい、

ドイツ語で練習してきた「山のごちそう」を

最後にみんなで歌って、お別れをしました。

施設の館長さんにも、「こんなに楽しい

ものとは思わなかった!」と、喜んでもらえました。

オペラ座で見つけた

今夜の演目のポスター。

いったんホテルへ戻って

早めの夕食をホテルで食べ、

オペラ座へ出発。

みんな盛装して、記念撮影。

男子も一枚。

オペラ座の雰囲気にちょっと緊張しながらも、

美しい絵画や彫刻にあふれた、

豪華な内装に見とれていました。

オペラについてはDVDで事前学習を行って

きましたが、やはり生の迫力には敵いません。

写真はホール入り口の天井。

写真は開演前の緞帳です。

主人公ゼンタが身を投じる最後の場面では、

炎が噴出する演出に、思わず声が出てしまいました。

カーテンコールが終わって客席の照明が明るくなるまで、

生徒たちも興奮気味に拍手し続けました。

終演後はホテルへ戻って、帰りの荷造りです。

1122()

ウィーン空港でチェックイン後、

搭乗口で搭乗開始を待っています。

この後、搭乗口が急遽変更となり、

遠く離れた変更先の搭乗口へ慌てて移動。

移動した搭乗口でも

長い時間待たされた挙句に

もう一度セキュリティチェック受け、

降雪で出発が遅れ…と、

アムステルダムでの乗り換え時間に

不安を抱えてウィーンを離陸。

スキポール空港では端から端までを、

KLM係員の先導で、乗り換えダッシュ!

出国審査でいったん行列に並びながらも

まだダッシュ!…無事に搭乗することができました。

(この間は写真を撮る余裕がありませんでした…)

帰路KLM867便の機内食。

機内食を食べた後、機内は消灯。

外も、見る間に昼から夜へ。

帰りも元気な生徒たち。

アムステルダムから関空までは、

ほとんどの生徒が眠って過ごしましたが、

中には映画を5本(!)見た生徒もいました。

見慣れた場所まで戻って来ました。

まだ外は真っ暗です。

関空まであと1時間半くらいになりました。

1123()

予定通り、925分に関空到着。

入国審査と通関手続きも

スムースに行うことができました。

出迎えに来てくれていた校長先生の

「おかえり!」の一言は、

みんな嬉しそうでした。

この旅行を実施するにあたっては、関係者の皆様をはじめ、

様々な方々から多方面にわたるご支援・ご協力いただきましたことを、

この場をお借りして、お礼申し上げます。


JAMU
にて

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