相 談 室                  

 皆さん、はじめまして。スクールカウンセラーの浅田 順子(あさだじゅんこ)です。
脇坂先生の後任として、今年度より大原中学校に来ることになりました。 私にとっては、大原を訪れること自体が今回初めてなので、また皆さんからこちらのこと、そしてこの学校のことを教えてもらえると嬉しいです。
 来校曜日は昨年度と同じく水曜日ですが、今年から時間が変更となり毎週水曜日の午後1時から来ることになりました。それに伴い、少し変わる所があるので、それも含めてお知らせします。
来校時間が午後1時からとなるため、昼休みの相談室の開放はなくなります。その代わり、休み時間や放課後には保健室や職員室、または校内を回っているので、気軽に声を掛けてください。
じっくり相談したいという人は(ひとりでもグループでもOKです)、相談の予約を取ることも出来ます。下記の申し込み方法を参考にしてください。

【相談の申し込み方法】
○予約の取り方@ 担任の先生や、その他の先生に予約を取ってもらう。
     もしくは、スクールカウンセラーが来ている日に、直接申し込む。
○予約の取り方A 職員室前のポストの横に置いてある申し込みカードに必要事項を書いてポストに入れる。
     決まった予約は、先生に聞くか、もしくは予約番号を相談室前の掲示 で確認する。
●相談予約を受け付けている時間帯は、基本的に15時45分〜16時45分です。
もしも、上記の時間帯以外を希望する場合は、相談してください。分からない事があれば、先生やスクールカウンセラーに、気軽に相談してください。
● 相談場所は、新館1階の相談室です。

* **スクールカウンセラーの自己紹介***
  浅田 順子(あさだ じゅんこ)
 小さい頃から物語を読むのが好きで、いろんな本を読んでいましたが、高校生の時に“白雪姫(グリム童話)の本当の話”という本を読み、人のこころの不思議に興味を持ったのがきっかけで、大学で臨床心理学を勉強し、臨床心理士(カウンセラー)になりました。趣味は国内、海外の旅行、モダンダンスやジャズダンスを踊ること、舞台鑑賞などです。

この1年、皆さんといろいろな話が出来ればいいなあと思っています。よろしくお願いします。




 相談室から HELLO! こんにちわ    3月11日 第17号  

3月の俳句
 新しき希望生まれて春一番
 春一番というのは、立春後初めて吹く南寄りの強い風。春到来の知らせといわれています。今年は3月になっても大原では小雪が降り、ちょっと異常な気候ですね。
 進級、就職、進学とそれぞれの新しい進路に向かって、新しい希望が生まれていることでしょう。あなたの希望は、あなたの努力で成就させてください。

卒業生に贈ることば
   Where there is a will, there is a way.

 卒業してゆく生徒たちにはいつもこの言葉を贈ることにしています。担任をして卒業させた生徒たち、一人一人に声をかけながら、自分で書いた卒業証書を手渡した生徒たち。もう何人にこの言葉を贈ったかしら。
意志あるところ、道あり」という意味です。
 こうなりたいという強い意志を持って進めば、たとえ困難が待ち受けていたとしても、必ず道は開けるものです。は母なる大地からすべてが萌え出る時です。あなたの新しい芽を強く伸ばしてください。
ありがとう相談室
相談室にとてもよく遊び?に来てくれました。落書きもよくしました。私はみんなとちょっとしたおしゃべりをするのがとても楽しみです。

卒業生にもう1句
 遠くより校舎見つめて卒業子

卒業おめでとう  進級おめでとう

 相談室から HELLO! こんにちわ    2月23日 第16号  

 みんな元気にしてますか。あと約1ヶ月で今年度が終わります。1年間の過ぎるのが早い事!私も感慨無量です。
 相談室にクイズが書いてあります。解きに、問題を出しにきませんか。

気になる言葉遣い
「〜と思います」「そうですね...」
 日本人は自分の意志をはっきり表現しない。いつも曖昧なんだ。と私の知っている外国人はよく言います。それはほとんどの表現が「〜と思います」で終わるから。〜と思うから、君としてはどうなんだ、という意見が聞きたいのだ、と言うのです。本当にそのとおりです。
 みなさんよく聞いていてごらんなさい。開会の時「時間がきましたので、これから始めようと思います」という司会者が多いのです。思っても思わなくても、時間が来れば、開会するのは当然のことです。はっきり「ただ今から開会します」と言うべきです。「オリンピックに向かって頑張りたいと思います」これも「...頑張ります」と言うべきだとあなたは思いませんか。
 またインタビューで答える人が、必ずといってよいほど「そうですね...」と最初に言います。本来はこの言葉は相手の言った内容に「そうだ」と相槌を打つ時の言葉です。「えーっと」「うーん」といったつなぎの言葉になってしまっています。これも曖昧表現の一つです。それにだれもかれも「そうですね」で始めるのですから、耳障りで仕方ありません。もっとも言葉は変遷すると言いますから、今や気にするほうがおかしいのでしょうか。

「あしたきっと天気になーれ!」
 NHKの朝ドラマ「てるてる家族」の最後の台詞です。これで良いのかなー...?どーお? とにかく正しくて美しい日本語を使うようにしよう。

 相談室から HELLO! こんにちわ    2月6日 第15号   

2月の俳句
 オリオン座 見上げて今日も野外食 (ネパールにて)
1月の俳句
 どんどの火 瞳に映して子らの笑み (ネパールにて)
 2月は相談室でネパールの音楽をかけています。是非聞きに来て下さい。そして1曲覚えませんか。

最初のイニシエイション
「イニシエイション」というのは「通過儀礼」といいます。大人になる為に、誰もが必ず通過しなければならない関門のことです。
3年生が直面している進学や就職の為の試験がそうなのです。自分で自分の進路を決める最初の関門です。毎年、この頃になると私は中学3年生の1月や2月を鮮やかに思い出します。もう半世紀も前のことなのに!今思えば最初のイニシエイションだったからなのでしょう。3年生、焦らず!あわてず!落ち着いて!そしてみんな、この1年自分はどれほど成長したか振り返ってみましょう。

大根炊き、今日から三千院で
 大根は俳句で言えば、冬の季語。1月2月はあちこちの寺院で大根炊きがあり「無病息災」を願って食べます。寒い時に温かい大根炊きを食べて温まろうということでもあるのです。それぞれの願いをこめて、大根炊きを食べてきてください。
セトムラ、ラトムラ
 ネパールでは、白い大根をセトムラ、赤い大根をラトムラといいます。いずれも日本の正月の雑煮用のような大根です。日本人はそれを大根おろしにしたり、塩漬けにして食べます。日本の大根のように大きくて太いのはめったにありません。また、からい大根もめったにありません。セトムラも、ラトムラもとても甘いんです。口にすると異国人の温かさが伝わるようです。

 相談室から HELLO! こんにちわ    1月23日 第14号  

ただいま!
 ネパールから無事に帰ってきました。ヤクワ村は本当に秘境中の秘境でした。往路に道中5泊、ヤクワ村で2泊、復路も道中4泊してやっとカトマンドゥに戻ってきました。私にとっては、元気でみんな一緒に戻れるかしらと本当に心配な旅でした。訪問した学校は8校で、生徒の数は合計723名と聞いていましたが、遠い村からはるばるやってきた子どももあって、ひとり2冊準備した1500冊のノートは足りなくて、少し余分に持っていったのが役に立ちました。
 今回は「翼がほしい」とどんなに思ったことでしょう。
 2月6日(金)にお話を頼まれていますので、その時を楽しみにしていてください。

ぜひ読んでほしい本
「世界の中心で愛をさけぶ」片山恭一著
感動の書だよ。冬休み前に紹介したかったのだけれど、その日がなくて。
中学生に大人気と聞いたので、本屋に行ってみるとベストセラーの所にずらりと並んでいるではありませんか。
 もうすでに読んだ人がいると思いますが、感動の一冊です。本を読み終わった時、良かったとか面白かったとか(もちろんその反対もありますが)感想があるでしょう。私は「感動した」と思わず声に出していったくらいです。
「純愛」という言葉がぴったりの書です。中学生か高校生の頃愛読した武者小路実篤著「友情」を彷彿させました。
 中学生のみんながこの本を読んだら、もっと違った感動がある事でしょう。私が持っていますから、読みたい人は相談室まで借りにいらっしゃい。
 ところで、ベストセラーといえば「バカの壁」を読んだ人がいるようですね。どうだった?私にはバカみたいな本でした。読んだ人の感想を聞かせて!

 相談室から HELLO! こんにちわ   12月17日 第13号  

ネパールに行ってきまーす
 今回は13回目の支援活動となります。エベレスト山の南にあるマカール山(8463m)がよく見えるヤクワ村の地域まで行きます。往復する道中にある学校6校に支援物資を届けて交流する計画です。
 今回は2600mくらいしか登りません。日本で今の時期だと2600mも登るとまさしく冬山登山で雪がいっぱいだと思いますが、ネパールは緯度が低いのでそれほどでもありません。でも山肌には雪があり、陰に入ると地面が凍っている事があります。そんな所は滑って谷底に転げ落ちないように気を付けねばなりません。3000mくらいまでには学校もあって、ネパールの人たちは普通に生活をしているので空気が薄くて困るという事はほとんどありません。もちろん いきなり3000mまで登ると完全に高山病になります。
 今回の日程をちょっと紹介しましょう。
  1/5カトマンドゥ着 1/6トムリンタール(空路)−マネバンジャン(車) 1/7ゴクネ(トレッキング)1/8フルル 学校訪問 1/9ムレ 学校訪問 -- ヌム 1/10ガディ 学校訪問 --ヘダンナ 1/11シンマ 学校訪問 -- ヤクワ 学校訪問 1/13パクレック 学校訪問 -- ガディ 1/14ムレ 1/15ボテバス 1/16マネバジャン−トムリンタール 1/17カトマンドゥ 1/18NPO現地事務所と障害者支援のためのフリーマーケット 1/19タイを経て 1/20日本へ
  (元気で帰って来られるかな?自信ないです。)

ハリー
デーライ・ダンネバード
 ハリーは人前で話をするのは初めてなのでドキドキしていたと言っていました。でも良かったね。
 ハリーにはもうすぐ2才になる可愛い男の子がいます。小さなぬいぐるみやおもちゃがあったら持ってきてくれるかな?プレゼントしようよ!喜ぶよきっと。


 相談室から HELLO! こんにちわ   12月1日 第12号  

十二月の俳句
「生きている毎日が好きシクラメン」
 昨年いただいた小さなシクラメンが、今年も花をつけました。それを見た時すぐにこの俳句ができました。私の喜びがみんなに伝わるでしょうか。一杯花をつけてまだ咲いています。その小さな生命力に感動し、今年も花をみることができたことを感謝しています。大きな鉢に植え替えました。来年も花を咲かせてくれることを祈っています。
今年のクリスマスは・・・・
 クリスマスといえば、サンタさんまたは親から、何かもらう日だと思っていませんか。中学生だからもうそんなことは考えていないという人がいたら、大人に近づいている証拠です。さらにもう一歩考え方を進めて、自分が何かをプレゼントする、今年からそんなクリスマスにしませんか。
 ものを買ってあげる、ことだけがプレゼントではありません。お小遣いをチャリティでカンパするなんて最高です。
 でももっと日常的にできることがあるはずです。あなたの”元気”を、”勇気”を、”微笑み”を”思いやり”を、まだまだいっぱいあるでしょう。そう、あなたの””をプレゼントしましょう。まわりの人に!それが乏しい人たちに!
「ジェイクのクリスマス」はそんな本です。もう読んだかな?

 相談室から HELLO! こんにちわ   11月26日 第11号  

夜鳴きそばの思い出
 生徒のみんなは「夜鳴きそば」って知ってるかな。夜になると、ピピピーピピ・ピピピピーィ、と独特の笛を鳴らして屋台を引いてやって来るラーメン屋さんのことです。この笛の音を聞いたことがありますか。どこか哀愁があって、なんともいえない響きがあります。
 私が中学生、と高校生の頃、いわゆる学期末試験の1週間前だったと思うのですが、兄と弟と3人でとにかく遅くまで起きていました。勉強をしていたと思うのですが、眠たくてよく居眠りをしていたのを覚えています。
 そんな時このピピピーピピ・ピピピピーィというラーメン屋さんの笛を聞くと、パッと目が覚めるのです。そして親にせがむと、勉強を頑張っていると思った親は外に出てラーメンを注文してくれました。外は真っ暗、そんな中をラーメン屋のおじさんが1つひとつ運んでくれる熱いラーメンが美味しかったと!今でも忘れられない味です。ラーメン屋のおじさんは私たちが舌鼓を打っている間、寒い中で待っていたのだなーって、今思います。
 冬の思い出だから、きっと2学期末のことだったのでしょう。ラーメン屋は毎日来るわけではありませんから1年に一度か二度の思い出です。
 ラーメンを食べた後は少しは張り切るのですが、お腹が一杯になって、直ぐ眠気に襲われ、いつもいつも後悔ばかりが残る試験前の勉強でした。
 悔いを残さないで!
 どんなに結果が悪くても、自分は一生懸命にやった!と自負できる学習が大切なのです。この場合は勉強の方法や内容の反省ができ、必ず次につなげることができると確信しています。
 試験はあと一日、精一杯学習してください。         (ピピピーピピ・ピピピピーィ)

 相談室から HELLO! こんにちわ   11月10日 第10号  

十一月の俳句
「三輪車釣瓶落としの影を引く」
(釣瓶落としとは 釣瓶が井戸に真っ直ぐに早く落ちることから、秋の日がすぐに暮れることを意味します)

読書の秋
 最近はどんな本を読みましたか。
期末試験迄まだ少しあります。その間または終わってからぜひ何か読んでみませんか。
 さて、最近私が読んだ本を紹介しましょう。
「博士の愛した数式」小川洋子著
 主人公は、数学を愛し、数字の魅力に取り付かれた数学者の「博士」と語り手「私」の子どもで10才になる「ルート」君。ルートとは博士がその子に付けた愛称。
「博士」は数学を愛するというより数字を愛したと言った方がよいようです。ある数字を見ては美しいというのです。それにはそれなりの理由があります。
 例えば、28 これは”完全数”です。すなわち約数を足すとその数字(この場合は1+2+4+7+14=28)になる数字のこと。そしてもう一つ「博士」が愛したのは”素数”。素数とは1とその数字以外では約せない数のこと。
 誕生日、靴のサイズ、身長などどんな数字も足したり引いたりして、そこに数字の持つ意味を見つけてしまいます。
 私は久しぶりに数学の問題を真剣に解いてみたりして、アッという間に読み終えました。数学に興味があってもなくても楽しい本だと思います。

 相談室から HELLO! こんにちわ   10月22日 第9号  

読んでほしい絵本
 私はいつも言っているのですが、絵本を幼稚だとばかにしてはいけません。長い人生の生き方にいろんな示唆を与えてくれる絵本が非常に多いからです。それらは絵本と呼ばないかもしれません。頭が疲れた時、ちょっと気分転換をしたい時に広げてほしい絵本を紹介します。
それは「ビッグ・オーとの出会い」です。
昨年紹介した「僕をさがしに」の続編だと考えてください。もちろん こちらだけを読んでも非常におもしろいです。

 ぼく(かけら)が自分がうまくはまり込める相棒をさがしに旅をします。
 いろんなものに出会います。
 どれもこれもうまく当てはまりません。
 とうとう出会ったのが、
 ビッグ・オー
 さて、それからは?

この本は相談室にあります。

 相談室から HELLO! こんにちわ   10月15日 第8号  

十月の俳句
「大空にキの字キの字や秋茜」
 今年は赤トンボの数が非常に少ないとのことです。そういえば毎年今頃群れて飛んでいるのに、今年はほんの少ししか見かけません。冷夏に続く猛烈な残暑、そして急にやってきた秋。昆虫や動物たちも戸惑っているのでしょう。

充実していた合同運動会・文化祭
 小中合同の運動会、そして中学校の文化祭、共に内容が充実していて、とてもよかった。生徒の数が少ないから出番が多く、また幾つもの役目を引き受けねばならなかったと思いますが、それだけに自分の充実感もしっかりと持てたに違いありません。
 私は長い教員生活の体育大会や文化祭をいっぱい思い出していました。学校が大荒れに荒れた時代のこと、新しい取り組みが成功した時のことなど、大原中学校の生徒の素晴らしい合唱を聞きながら、胸がキューンとなったりしました。思い出だけでなく、多くのことを学んだことでしょう。それらを将来に役立ててください。感動をありがとう。

 相談室から HELLO! こんにちわ    9月17日 第7号  

ネパール・支援活動の旅(第12回)

---8月4日から14日----
 今回の旅は中央ネパール北部、ランタン国立公園に向かって4時間余り走り、いつものように大きな釣り橋を渡って、メラムチェプーという標高約800mの所から歩き始めました。目標は標高2693mのシェルマタンの学校を頂点に、往復の道程にある5つの学校に支援物資を届けることです。
 ネパールでは、大きな川を釣り橋で渡ると、そこからは山で、歩くしか方法がありません。75%くらいの国民がそんな所に住んでいます。登りはただ黙々と息を切らし、下りは夜中に降った雨が山道を川のように流れるその中を歩くのですから、下りの方が大変でした。しかしどんな時もその山の学校で、子どもたちが大きな目を輝かせて私たちを迎えてくれる姿に元気づけられました。そんな教育環境の全く整っていない所ですが、小学校の5年生になったら英語を学ぶので、質問には皆英語で答えてくれたことが印象的でした。
 登りも下りも ばてそうになったら、シェルパ(荷物を担いでくれる人)が苔の間の小さな赤いイタドリを取って食べさせてくれたり、野生のキュウリを食べたり、生で食べられる細い竹をかじったり、いずれも美味しくて元気が出る物ばかりで、新しい経験をいっぱいすることができました。
 道中で山小屋を探しては1泊し、また次と山中で3泊、4日目の夕方カトマンドゥの宿に戻った時は、階段を上がれない、口もきけないくらいに疲れていました。でも5つの学校を訪問し、あんなに子どもたちが喜んだ顔を思い出すと、満足感で一杯でした。
 トレーナーや鉛筆の協力を デーライ・ダンニャバード(とてもありがとう)。
大原中のトレーナーを着たシェルパの人たち