応用行動分析 プロンプト提示についての学習会(ビデオで)


新しい行動を教えていくとき,課題分析をして,
  教えたい行動を細かなステップに分けていきます。
細かくステップに分けた行動について,
  「どのようなプロンプト(適切な反応を出現させるために用いる行動のきっかけ)が
  あればその行動ができるのか」を確認していきます。

  例えば,「ラーメンを作る」という行動の課題分析について,
「やかんにお水を入れる」という行動は,
 ・周りの人が何も指示しなくても(誰もいなくても),全く一人でできるのでしょうか?
 ・「やかんにお水を入れてください」と誰かが指示をすればできるのでしょうか?
 ・手を添えて,一緒にやかんを持ち上げれば,お水をやかんにいれるのでしょうか?

適切なプロンプトを提示しながら,その行動を形成(シェイピング)していきます。
プロンプトは適切な反応を引き出すために使う援助ですが,
  「ひとりでできる」ようになるためには,不必要な援助です。
  プロンプトが強すぎるとそれに頼りきってしまって,援助がなくなると
  一人ではできなくなってしまいます。
  プロンプトをだんだんと少なくしていく(フェイディング)していくことも大切です。 


【研修2】
 「ノートパソコンの電源を入れて,ソフトを起動する」という行動の下記の課題分析で


  「マウスにアイコンを合わせる」という行動を形成するために考えられる
 プロンプトの提示を,できるだけたくさん考えてみましょう。



学習会で,
 「マウスにアイコンを合わせる」
という行動を形成するために考えられる
プロンプトの提示を,できるだけたくさん考えてみました。

 TVの教養番組ふうにビデオに撮影しています。



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