気になる行動への対応 情報の収集

No2 「おふろ」と大声で連発するケース で,気になる行動への対応方法を説明していますが,
もう少し詳しく事例を挙げながら紹介していきます。
アイコン 気になる行動に対する相談について
◎まず,なぜ,そのような気になる行動をしているのか,
 子供にとってどのような意味があるのか,
 その行動の意味を考える(機能分析)をする必要があります。
(1) 1・2回の気になる行動に対して,その利用を詮索しても妥当性にかけます。
(2) まずは,できるだけ憶測を抜いて,気になる行動に対する情報を集めます。
(3)日課や体調・薬の副作用など,背景として考えられること
(背景要因)
   いつ,どんな時に,どんな状況で,何をきっかけに,    (先行事象 :A)
  どのように行動をおこしたか,                 (様子     :B)
  気になる行動はどのようにおさまっていったのか,  
    (結果事象 :C)
  などをありのままに記録します。 (記録の仕方については,資料を参照)
(4) このような記録を,一週間〜数週間とり情報を集めた上で,
  気になる行動に対する理由を考え,対応方法を検討します。


アイコン 資料 −気になる行動に関する記録−
(例1)
 
(例2)

(例3)



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