確かな学力を身に付け,生きる力を育む算数科学習

〜学び合いを通して,考える力を伸ばす授業をめざして〜


1.研究主題について

今年で実施から4年目を迎える現行の学習指導要領は,子どもたちに,基礎・基本の確実な定着を図り,「生きる力」を育むことを基本的なねらいとして制定されたものである。その「生きる力」とは変化の激しいこれからの社会を生きる子どもたちに身に付けさせたい「確かな学力」「豊かな人間性」「健康と体力」の3つの要素からなる力であると示されている。そして,「生きる力」を知の側面からとらえた「確かな学力」を子どもたちが身に付けるために各教科が担う部分は大きく,その育成のために更に研究を深めていかなければならないと考える。
算数教育研究会では算数科で育てたい「学力」を以下に示す3つの力であると考え,算数的活動を通してこれらをバランスよく身に付けることが「確かな学力」を身に付けることであると考えている。